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意味不明な報道の現場

2005年12月13日:

車ではねてしまった兎の死体を解剖して、その様子をブログで公開したとして非難されている医学部の学生たちのグループがある。彼らはちょいと非難されただけで「冗談がすぎた」と反省のコメントを発表したりして、実に情けない。やるなら徹底的にやるべきだ。学内の職員は、生命に対する倫理観が欠如しているとか、そのようなコメントを発表していた。あるニュース番組では、「小動物を虐待だ」「動物虐待者は後に重大な快楽殺人者になる」などというコメントを報じていた。

そして次のニュースです。

次のニュースでは、回転寿司店の話題でした。マグロの解体ショーや、寒ブリを包丁でさばく姿が映し出され、それを囲む人垣は「うぉー! おいしそう以外にコトバが出ない」と、興奮気味。切り刻まれたての魚を競って手に取り「新鮮でおいしいねー(ハート)」

それって、どういうことなのでしょう? 鮪や鰤を解体するのを、自慢気に人前で披露するのは虐待にはならないのでしょうか? 料理人が包丁で死体をばらして振る舞うのはアリで、医学生が解剖して写真を撮って公開するのはナシなのでしたら、その境界線はいったいどこにあるのでしょう? 世の中、実に不公正で不透明だということを主張したかったのでしたら、その目論見はまず成功と言えるでしょう。

【追記】12/14

当該の学生諸君は、停学になっちゃったみたいです。つぎに解剖ショウを公開するときは、事故死したウサギではなく、殺すために捕獲されたマグロやブリなどを使用すること。そうすれば、見せられた方も「うまそうだ」とか言ってれば、倫理欠如とか言われずに済みますので。

Photo Pierre : 2005年12月13日 22:53 RSS
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ところで、異年同日付でこんなエントリーもあります。

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