昨年のカレンダーを企画していた一昨年、カレンダーを月曜日始まりでデザインする奴がいた。おいおい、そんなの見づらいからやめようよ、と説得して、日曜日始まりのカレンダーに落ち着いたわけだ。戦前の話は知りませんが、昭和の時代から脈々と(?)カレンダーは日曜日から始まり、月・火・水・木・金・土と並んでいたのだ。カレンダー特集などで眺めていて、ときどき月曜日始まりのカレンダーがあると、何となく違和感を感じたりする。
手帳業界は、そうでもないらしい。1990年代頃から週休2日が定着してきたため、週が日曜日から始まって土曜日に終わると、いわゆる「週末」の予定が書き込みにくいらしい。そりゃそうだ。「土日の予定」が、右の端から左の次の行に行くのは、ちょっとわかりづらいかも。月~金で労働をして土日に休む、標準的とも言える会社員たちは、手帳は月曜日始まりで、ビジネスに用いる……らしいです。
でも、ここ数年は、悪魔のハッピーマンデーズのおかげで、それはそれでちょっと困るのでは無かろうか、と思うわけです。つまり、土日休業のために、土日をかためてはじっこに追いやった手帳も、「土日月」の3連休になると、やぱし行をまたぐことになるわけです。かといって、手帳が火曜日始まりだったりしたら、一部の業界の人以外はたいへんわかりづらい手帳になる。そもそも、どうしてハッピーマンデーぢゃなきゃならなかったのだろう? 連休を増やしてレジャーに費やす時間を増やすはずだったが、月曜日休日の直前の土曜日に出勤しているリーマンたちはいっぱいいる。マンデーはハッピーだけど、サタデーはフィーバーぢゃなくなるのだ。これ、ハッピーフライデーとかだったら、3連休になれる確率が確実に増えるし、手帳も土日にもともとくっついているので書きやすかっただろうに。
さて、フォトピエールのような、「仕事があるときはせっせとこなし、無いときは休み」といったライフスタイルの人は置いてけぼりにしたとして、自営業の人はやはり、カンタンに月曜日始まりが便利とも言い切れなかろう。たとえば、水曜日定休の店舗を自営している人は、木曜日始まりがもしかしたら便利? また、金曜日から展示が始まるギャラリーを運営している人は、搬入日の木曜日から始まった方が便利そうだ。
世の中が多様化していますが、多様化についていく手帳屋さんも頭のひねりどころですね。ひねりすぎて複雑なモノができても使う人はなかなか増えないでしょうが。
DA[blog]:Photo Pierre






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