活気なんてどこに? 合併高崎市

1月23日に合併して、高崎市と群馬町と箕郷町と倉渕村と新町がひとつの新しい高崎市となったのだが、半端な日程のせいと広報の不行き届きのため、あまり実感がない。たとえば、群馬町にある県立の施設のウェブサイトの住所は、本日26日になっても群馬町のままだ。「高崎市金古町に変わります」という予告表示すら無い。カンケー無いぜ、って感じ。赤字施設でやる気がないから住所の表示になんて気を配らない、というのではないと思う。「合併する」ということが市民にとってとくに興味がないことなのだ。きっと。

「群馬県群馬郡群馬町」というくどい住所が無くなることは、それなりにおもしろい出来事であるような気もするが、「くどい住所なんですよぉ?」とか言う楽しみは、たしかに奪われた。でも、ささやかな楽しみが消失したことすら気付かないのだ。市民は。

これは、予算をだいじに使うことにしたのかどうだか、明らかな広報不足だ。議員は何やってるのだろう? こういう時こそ先頭に立って旗でも振ればよいのだが、寒いから厭なのか? 合併推進の党派にはちょうどよい売名材料じゃないか。

でも、そう簡単でもないのだ。日本人が大好きな既得権益保護のために、こんな具合。

(前略)

市議会は在任特例で町村議が現市議の任期(来年4月)まで務め、94人のマンモス議会に。次回市議選は旧市町村ごとの選挙区(高崎32、旧町村計11で定数43)で行う。

【中日新聞 2006.1.21】

新高崎市の人口は31万ちょっと(同紙による)。どのくらいマンモス議会かというと、人口358万人ちょっとの横浜市では市議会の定数が92。横浜市と比較すると、人口比10倍以上の議員密度があるということになる。でも、住民が選んだ議員が「それでよし」って決めたんだから仕方がない。そして、合併したことによって議員密度が高くなったことはバレたくないのだ。高崎市議会議員たちは。議員にいったいいくら支払われるんだ? その費用を選挙を実行するための費用とか、6市町村が合併したことを知らせる費用とかに使えないのだろうか。

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