日本語ではレーゾンデートル。たしか、村上春樹作品の登場人物の誰かに、レーゾンデートルが気になるガールフレンドがいたんぢゃなかったかと思うけれども、確かにレーゾンデートルと書いてあった。……と思う。お金が足りなくなったときに全部古書店に持ち込んでしまったので、手許に何も証拠がありませんけど。証拠どころか、どの作品だったかの記憶も無い。
「レーゾンデートル」が何語だかなんて、考えたこともなかった。英語ならリーズンフォービーイング(reason for being)、漢字で書くならば「存在理由」。昭和の文学には「存在理由」と書いて「レーゾンデートル」とふりがなを付けるのが流行していたかもしれない。なんとなく、哲学っぽいからだろうか、、、理由は知らない。
和英辞典を調べると、the raison d'être.……コンソメを調べるときと同じで、結局フランス語で出てくるのでした。
これが何だかというと、d'êtreの最後「re」は、発音されない部分なので、カタカナで書くときは「デエト」となり、デートルではないというのだ。確かに、その通りです。でも、他にもそんなもの、いっぱいありますでしょう。
- awardは、アワードではなくてアウォードだし、
- 北京は、ペキンではなくて、ベイジンだし、
急に思いつきませんけれども、まぁどうせカタカナでは正しく表記できないので、寛大な気持ちで見るのがよいのではないかと思われます。そして、地味に、地道に、「正しい表記に近い表記」を普及させようとする努力を併せ持つと、なおよろしいかと思われますが。
【参照リンク】大体がおばかなだいあり
DA[blog]:Photo Pierre






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