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ケータイは、不便なくらいでいい

2006年5月15日:

ケータイの機能がどんどん増えて、使わない機能満載でデジ亀くらいデカいバカみたいな機種が山盛り。この無意味な競争はいつ終わるのかと心待ちにしていますが、最大手のキャリアが、現在の10倍の速度で通信できるようにすることを発表、殺し合いのようなつぶし合いのような、消費者のプラスにならなそうな競争が激化するだけのような気がして心配です。

それとはカンケー無いことですが、ケータイは通信速度の遅さの問題で文字数の制限があったりする。そして、文字数が多くなるとデータ転送量に応じて課金されているので、ケータイで文字情報を得るときになるべく安く済ませたい=なるべくデータ量を少なく済ませたいと思うことがある……と思われる。普段、ケータイで情報を収集しないのでその辺のビミョーな感覚はよくわからないが、まぁ、そんなところだと想像している。

その部分に関して、我々は普段から日本語を使って生活している。音声による日本語もあれば、文字による日本語もある。そして、日本語の文字には漢字があって、漢字はある一定の文脈の中に於いて、一文字だけで意味が通じるといったコトがある。

たとえば、使いやすさ日記『309. 漢字の情報伝達力?ケータイの乗換案内を例にして』にもありますが、乗り換え案内で [安] って表示があれば、「安い行き方だな」と想像できるわけです。日本人の活字離れを懸念する保守勢力の意見はあるにはありますが、このように、ブログやケータイなのでの情報収集にはやはり文字が必要なわけです。活字なんて使っている印刷屋、今ではなかなか見つけられないゼ。

このような漢字を使った省略表示を見たら、やはり日本の文化なんだ、と改めて感じることになりました。何故かっていうと、新聞の求人広告って、未だにこんなんぢゃなかろうか。「急募要免経験優遇歴送即雇」みたいなやつ。あいにく、手元にどのような新聞も無いのでよくわかりませんけれども。

これで、ケータイの通信速度アップにともなって文字制限もゆるくなってくると、文字が中心のケータイ通信もだんだんアイコンやイラストになってきてしまうのでしょう。いくらバカみたいにデカいとは言っても、ケータイなのでケータイできるサイズの画面サイズしかないわけで、そこにコマゴマといろいろな派手なアイコンを付けられても……という気がします。シンプルに漢字を追っていくと意味がわかる、っていうの、便利だと思うんだけどなー。「こんなことやってるのは日本だけだ」というのはあまり肯定的に使われることがないように思いますが、「日本語だからできるサービス」ってのは、もしかしたら、ちょっと不便でやや制約が邪魔くらいの状況の時に本領を発揮する、ひねくれものなのかもしれません。

【追記】2008.10 もしあの映画の登場人物が携帯電話を持ってたら

Photo Pierre : 2006年5月15日 20:07 RSS
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ところで、異年同日付でこんなエントリーもあります。

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