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子供を、子供扱いしない方がいい

2006年5月21日:

たいぞーさん、そんなこと言うのは、20代のうちに終わらせといた方がいいと思いますよ。

近所に買い物に行ったとき、まだ五歳くらいの男の子でしょうか、お母さんと一緒に買い物に来ていまして、そしたら僕の顔を見て、きっとどっかで会ったことあるなって思ったんでしょうね、「こんにちは」って挨拶してくれましてね、「偉いね、ちゃんと挨拶できるんだね」って言ったら、「バカにしないでください」と言われました。

最近の五歳児は手ごわいものです。

[杉村太蔵 ブログ]

まぁ、この若者に限らず、子供をまったく子供扱いしているオトナが多い感じがします。まぁ、町で見かけた他人ならばいいとしても、親や祖父母、親戚たちも子供に対して子供扱いしている。猫やインコに話しかけるのとあまりかわらない口調だ。

ぽぴー

たとえば、第1子がサヤコ、第2子がレイコだとする。第1子サヤコに対しては、赤ちゃんのうちからみんな「サヤコちゃん」と呼ばなければ「サヤちゃん」と縮めて呼ぶでしょう。親しみを込めて名前を省略するのは日本語の特徴です。そして第1子も第2子もだんだん成長し、喋るようになると、第1子は「サヤちゃん」と呼ばれるコトに呼応して自分を表す一人称を「サヤちゃん」と言おうとする。でも、「さ」も「や」も言えたとしても、組み合わせて複雑化させることに慣れていないので「サーちゃん」とか、頑張って「シャーちゃん」とか言ってしまうでしょう。大人たちはそれを聴いて「サーちゃん」とか「シャーちゃん」とかうまく聞き取れずに、取り敢えず聞こえた通り「チャーちゃん」とか呼ぶことになるでしょう。

第1子サヤコに対して、大人たちがみんな「チャーちゃん」と呼ぶようになると、サヤコ本人も自分に呼びかけるのは「チャーちゃん」でいいんだ、って思うので、意外に大きくなるまで自分のことをチャーちゃんと呼び続けたりします。(そして、社会に出てちょっとづつ恥をかき、成長するでしょう)

第1子がそんなふうに呼ばれていると、第2子も第1子サヤコに対して「チャーちゃん」と呼ぶようになるでしょう。それは当然のことです。みんなサヤコに向かってそう呼びかけるからです。そして、第2子レイコが「レイちゃん」と呼ばれていることが第1子にも第2子にもよく聞き取れなかったりすると、だんだん自分が発音できる範囲の音で「べーちゃん」とか呼ぶことになります。(そして、社会に出てちょっとづつ恥をかき、成長するでしょう)

その後、第3子とかが登場すると、先に生まれた兄弟たちが「チャーちゃん」「べーちゃん」と呼ばれているので、その通りに記憶し、発音するでしょう。(そして、社会に出てちょっとづつ恥をかき、成長するでしょう)

でも、もし親や祖父母たちが、相手が「チャーちゃんって言ってるな」と思っても、無理に合わせずに「サヤちゃん」と呼び続けていれば、そのうち発音できる音が増えてきて次第に「サヤちゃん」と言えるようになるはずでしょう。そしたら第3子だってそんなヘンな家庭ローカルな呼び方をせずにすむわけです。つまり、相手が子供だからって、こちらまで向こうに合わせて子供になることはない、ってわけです。

のっぽさんとして有名な高見映氏が言っていました。のっぽさんはもうすでに老人ですが、子供に接するときには「やぁ、こんにちは!! あなたはどちら様ですか?」と、やや大げさではありますけれどもオトナと同じように接するのだと言っていました。そうしてオトナがコドモを認める態度を見せることにより、コドモも相手のオトナを信用するのではないか、と。

ところで、ポピーももうおしまいですね。桐の花も咲いています。

Photo Pierre : 2006年5月21日 13:18 RSS
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ところで、異年同日付でこんなエントリーもあります。

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コメント(2)

そう。子供って大人が思う程無知じゃない。と、子供の時には思っていたし、自分が大人みたいな年になってからはそう思わされる子供に何度も遭遇した。侮れない子供。私は次女だからか結構打算的なこどもだった。子供ってこわい。
/花が咲き誇って木々の緑が真新しく良い季節です。桐の花ってどんなですか?

PhotoPierre [2006.05.21]

桐の花って、こんなのです。
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/HTMLs/kiri.html

ときどき、ツルが巻き付いた木で藤が咲いていて、遠くから見て間違えます。「あ! 桐が咲いてる!! ……藤だった」って。
ちなみに、家紋にもありますね。
http://www.harimaya.com/kamon/column/kiri.html

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