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2006年9月 2日

“スカンジナビア”客船好きには注目のニュースでしたが

保存する会のブログから拝借

スウェーデン生まれの客船が静岡県沿岸に係留されてレストランとして利用されていて、今年営業を終了した。「保存する会」なども発足し、結局スウェーデンの観光会社が改造の上、またレストランなどとして利用するため、昨日9月1日、改造するために取り敢えず上海に曳航されていたスカンジナビア。

それが、出港後14時間たらずで沈没!!

スカンジナビア号和歌山で沈没

2日午前2時ごろ、和歌山県串本町の沖合約3キロで、改修のため中国の上海へ向かっていた「スカンジナビア号」(約5100トン)が沈没した。乗員はいなかった。スカンジナビア号は1927に建造の元豪華客船。伊豆箱根鉄道(静岡県三島市)が買い取り、駿河湾で海上ホテル、レストランとして利用されたが昨年に閉店。改修してスウェーデンで海上ホテルになる予定で、静岡県を出発した。

[共同通信社:2006年09月02日 09時40分]

船体保存の提言までされているのだが、その5ページ目にはこうある。

ステラポラリスは、このままタグボートに曳かせては、世界を半周以上する航海には耐えられないだろう。そのことから、北欧への移管を無理とする意見もあるが、青函連絡船羊蹄丸をジェノバ万博に出展したときと同様、サブマージブル(可潜型)のバージに載せて曳けば簡単である。

著した三宅氏やその読者たちには「ほれ、言わんこっちゃない」と残念がられていることだろう。予算とかいろいろオトナの都合があったのだろうけれども、一応ニッポンは海洋国なので、艤装は中国で安くやるとしても、せめて国内のドックで曳航に耐えられるかという船体の検査くらいはしてもよかったのではなかろうか。

個人的には「この颱風シーズンによくやるなぁ」と思っていたのだが、颱風なんかに遭遇する前に海の藻屑と消えていった。引き上げても内装はもう使えないだろう。

運営開始時には隆盛を誇っていた(かどうか定かではないけど)西武グループが、国内には例のない施設としてさぞ自慢げだったことだろう(それも推測だけど)。それが、こんどは西武グループ解体で、伊豆箱根鉄道単体では浮力が足りなくなってしまったのだろう。堤さんもおもしろいことに次々に手を出していったが、魔法のカードはなかったということだ。

群馬は東武グループに半端に開発され完全撤退され、この先どうしたらいいのかわからない施設が残されたが、スカンジナビア(旧称ステラポリス)は西武グループに沈められてしまった。

ってゆうか、沈没かぁ……。

【参考リンク】朝日新聞の記事

【追記】2006.9.6

家具調度は陸揚げしてから曳航された、という話です。具体的な情報源はわかりかねますが。

ところで、異年同日付でこんなエントリーもあります。

photopierre : 2006年9月 2日 11:26 RSS
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コメント

売却額の安さと沈没までの時間の短さから、保険金詐欺という憶測が出ていますね。
http://live-fuji.cocolog-nifty.com/scan/2006/09/post_dc7f.html#comments

ちなみに、浸水がはじまってから沈没するまでにかなり時間がかかるので強力なポンプで排水して助けられなかったのか、と言うヒトもいますが、あんな夜中に、どれだけ価値があるか(興味無い人には)わからない、誰か知らないヒトの私有財産を助けるためにそんな労力を供しますかね。しかも、曳航船は一応ナントカしようと寄港してるし(その後、あきらめて沖合に沈めた)。
沈没の危険を予知して、浸水があったら排水する用意をしてして出港すべきだったのかも。

さて、サルベージするのでしょうか。

[PhotoPierre : 2006.09.05]

ここは写真専門のブログなのですね。
私の記事の<スカンジナビア号のバウスプリットにとまった鴎>の写真を褒めて下さいよ。
苦労して撮りました。

[黒潮丸 : 2006.09.06]

べつに専門のブログではないみたいです。
写真のこと、ほとんど書いたことありません。

ところで、苦労して撮った写真を「苦労して撮った」と自慢してはいけません。その苦労は隠してこそオトナのニヤリズムだと思うわけです。
まだコドモが生意気言うようですけど。

[PhotoPierre : 2006.09.06]

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