死にゆく地方鉄道

銚子電鉄は、車検費用を捻出するために取り敢えず土産品であるぬれせんを販売して急場をしのごうとしている。瀕死とはこのようなことで、このようにして車検費用をまかなえたとしても、今後もずーっとぬれせんの収益で鉄道営業を続けられるわけもなく、今後の展開をどのように描いているのか心配だ。

一方、今月限りで廃止となる神岡鉄道では、最終5日間をせめて盛り上げようとイベントが開催されるようです。もう再開はできなさそうです。

地球上では、どちらかというと鉄道を引くことに情熱的で、鉄道を引くことで明日を切り開こうという微熱が感じられますけれども、日本では反対に、鉄道はもうウザいからやめちゃおう、という動きを感じます。

その筆頭株主は個人的には能登半島の人たちかな、と。のと鉄道輪島線をあっさりと切り捨て、穴水から向こうも見捨て、でも能登空港を作った。たぶん、儲かったのは一部の土建屋と一部の政治家だけだろう。能登空港のおかげで、能登半島は潤っているか!? 相変わらずシケた半島なのではないか。

地方の鉄道がつぶれそうという話を聞くと、岡山電軌が助けてくれるのではないかと淡い期待を抱いてしまうのだけれども、岡山電鉄は投資会社ではないのでそうもいかないだろう。南海貴志川線が廃線になる時に、和歌山電鐵という会社を作って、現在運行しているのが岡山電軌だし、他に何か鉄道会社をやめちゃおうというニュースが流れた時に運行を打診していたのがやはり岡山電軌だった。

うちにありあまる資金があったら、岡山電軌に投資をして、全国地方のシケ鉄道を次々に買収してみたい。群馬の上信電鉄上毛電鉄碓氷線(廃線になった元信越線横川ー軽井沢間、横軽線)。わたらせ渓谷鐵道。栃木の真岡鐵道。茨城の湊鉄道線。他地方には、もっと知らない魅力的な鉄道が存在するのだろうなぁ。でも、知らない。なぜか。広報する費用だって無いからでしょう。きっと。

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