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世論「貧乏人は議員に選びません」

2006年12月24日:

公僕に対する世間の目は、キビシくなってきている。勝手にやっている公務員なんて、庶民からまきあげた税金を自由自在にポッケに入れることができたりして、本当にうらやましい。まじめにやってる公務員なんて、この世の中に存在するのかどうか、かなり疑わしい社会になってきている。たぶん、数人はいるんだろうけど。まじめ公務員。

家賃9万2000円安過ぎ?…新議員宿舎、定員割れも

衆院が東京・赤坂に建設している議員宿舎の家賃を月額約9万2000円としたことに対し、「安過ぎる」との批判が出ており、これを気にして入居を見送る構えの議員が増えている。来年4月から入居が始まる新宿舎は総戸数300戸だが、定員割れの可能性も指摘されている。

(略)

新宿舎は地上28階地下2階建てで、国会から徒歩約10分の距離にある。各戸とも3LDKで、面積は約82平方メートル。建築費は約130億円となっている。

家賃は、宿舎の管理・運営を所管する衆院議院運営委員会庶務小委員会が「国家公務員宿舎法施行令の基準に5%を上乗せする」という議員宿舎の慣例に基づいて9万2000円とした。不動産鑑定会社によると、新宿舎周辺で、同条件の新築物件の相場は40万円台に上るという。

[読売新聞社:2006年12月23日 20時27分]

公僕というくくりでは共通だけれども、公務員と議員は、ちょっと性格が違うということは、マスコミが忘れたまま無責任に無検証のまま垂れ流すので、庶民たちはその意見をただ鵜呑みにしてしまう。咀嚼してよく考えることを忘れているのだ。庶民。

国会議員宿舎の立地は、国会に近いところなので必然的に不動産が高額な地域になってしまう。だから、不動産価値に対する議員宿舎の価値なんて考えても意味が無いはずだ。国会から遠く離れた地域から選出された議員たちにも不利が無いよう、議員宿舎が提供されているはずだ。だから、その地域の不動産価値がどうであれ、そこそこフツーの暮らしが保障されるべきである。

だけど、その家賃が安すぎると批判するという理由として「議員ってお金もちのくせにさー」っていう意味が含まれていると思われる。でも、そのお金持ち議員を選出しているのは、国民だ。お金持ちぢゃなきゃ議員になれないわけではなく、お金の力に目がくらんで投票している有権者たちによって支えられているのがお金持ち議員なのだ。

もし自分が議員に選出されたことを考えると、かなり不安だ。供託金だって選挙資金だって必要なのに、そのうえ議員宿舎の家賃が40万円にもなったら、議員として続けられるかどうか、不安だ。Tシャツ短パンで登院できないらしいので、安物でもスーツとシャツとネクタイと靴下と靴が必要だ。いろいろ経費がかかるような習慣になっていて、そのうえ議員宿舎の家賃が安くなくなってしまったら、金持ち以外は議員でいられなくなることでしょう。

国会議員に文句言うのなら、そいつを選ばなければいいのだ、ということを忘れたニッポン人。選ぶべき人がいないなら自分で立候補すればいいということを忘れたニッポン人。まぁ、多くの国民がなんとか学会みたいな宗教に汚染された状態なので、正しいことをあまり大きな声で言い過ぎると、消されそうなので黙ってるけど。

Photo Pierre : 2006年12月24日 09:14 RSS
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ところで、異年同日付でこんなエントリーもあります。

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