「モー、お役所仕事なんだから」と甘やかされ続けている役人たちは、どうしても視点がずれていることが多い。交通安全標語なんてのはその代表例だ。あんなものの横断幕を作ったからって、交通事故が減るんだろうか? どうしても「やってます」感をアピールしているだけで、実際にはとくに役立っていないものと思われる。しかも、交通安全標語って、何種類も同時にあるのだ。4輪車向けとか、老人向けとか。
安全運転の心がけがないヒトが、まじめでくだらない交通安全標語を真剣理解して、従おうと思ったりするもんなんだろうか? だったらたぶん、はじめから安全運転を心がけているんぢゃないかと思う今日この頃です。

似たようなモノに、マタニティバッジってのがあります。高崎市前橋市で配布されるモノで、母子手帳が交付されると一緒にくれるそうです。「この人は妊娠中なのか、ただのDEBUなのか?」という周囲のモノを惑わすくらいの見かけになると本人も「わたし、妊婦ですっ」と主張しやすいけれども、そこに至るまでの間は妊娠していることすら他人にはわからないので、印をつけてアピールしてください、ってもの。
でも、周知されていませんので、市民は見かけてもとくに何とも思わないと思います。または、ヘンテコなバッヂ付けてるなー、くらいにしか思わないと思います。写真右にいたっては、車に貼り付けるためのマグネットステッカー。こんなもん、付けて走るか? 妊婦を保護することに全然反対するつもりも理由も無いですし、むしろ賛成しますが、このバッヂは「役人も一応考えてますよー」ってアピールしているだけにすぎないのではないかという感じがしてしまいます。

さらにおかしいのは、厚生労働省が類似のマタニティマークを公募・決定・発表していること。これって、たしか高崎前橋のマタニティバッヂとほぼ同時期に公募していたんだったと思われます。でも、このマークはたぶん国民に知られていないと思います。厚生労働省ウェブサイトか保険屋のウェブサイトくらいでしか見たことないです。国民に知らせていないんぢゃないか、と厚生労働省に問い合わせたら、きっと「こんな印刷物を各都道府県向けに何万部印刷してます」とか言いそうだ。でも、周知されていないモノは、されていないのです。
だったら、まだ「産む機械Tシャツ」でも配布した方が親切なんぢゃなかろうか? と思うわけなのです。あのバッヂつけることで、本人たちはどんな気持ちになるか、あまり考えられていないように感じられるからです。
【追記】2007.04.11
東京都では、父親ハンドブックなんてゆうものが頒布されているそうです。1冊180円。東京都に限らず、滋賀県、須磨区、静岡県などにもあるようです。知らなかった。群馬は? 探すだけ無駄な気がしますが。
リンク:(2005年06月24日 読売新聞)
DA[blog]:Photo Pierre






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