「いくら」って! 人工いくらを発見

いくらって何だろう? と思って、軽く調べてみる。そうすると、ロシア語で「小さくてつぶつぶしたもの」っていう名詞になるらしい。つまり、小さくてつぶつぶのモノはなんでもイクラと言っておけば、ただちに間違っているとは言えないようなのだ。そういうコトもあって、ロシア語で「魚卵」という意味としても用いられるのかもしれない(あるいは、その反対かもしれないけど)。

ニッポンでは、いくらは鮭の魚卵のことを指し示すことが一般的である。だから、たらこに「イクラ」って書かないし、消臭ビーズにも「イクラ」って書かない。「イクラ」って表示してあったら、それは鮭の魚卵か、鮭の魚卵を加工した食品だと思うのだ。

存在は知っていたけれども足を踏み入れたことがない川向こうの高級風スーパーマーケットに行ってみました。

醤油いくら北海道産

とくに大好物というわけでもないけれども、たまにはこーゆーモノでごはんを食べたりビールを飲んだりするのもいいかな、と思って、購入。100gで441円はちょっと高いような気がしたけれども、高いモノを高く売る高級風スーパーなので、価格のことはあまり気に留めませんでした。添加物も、「食塩・醤油(小麦、大豆を含む)・着色料(赤102、黄4)」大騒ぎするような内容には見えません。ちなみに、赤色102号という着色料は、タール色素のひとつモノアゾ系酸性染料で、健康系雑誌なんかではひどく叩かれています。機能亢進(イライラ・暴力)や蕁麻疹の原因とも言われているためで、禁止されている地域も多いようです(参考:通信用語の基礎知識)。おっと、そういえば黄色4号もだいたい似たようなモノでした(参考:通信用語の基礎知識)その他色素についてはたとえば「リンパマッサージで10歳若返る」などでも言及。

まぁ、いいですよ。食べたくないヒトは食べなければ。

そんなことよりも、これ、「魚卵」って書いて無いところに注目してみました。食べてみた感想を述べると、これはどうも魚卵ではない感じがしましたのです。

いくら?

まず、一粒一粒が、離れすぎている。独立しすぎている。プリップリンなのだ。箸でつまむことができないほどの硬さ。そして丸さ。口に含んでも、噛むことができないくらいの硬さと丸さ。そして、うまく噛むことができたならば、それは「カズノコ食ってる?」っていう感じのボリボリ感。なんぢゃ、それ。たしかに、魚卵って書いてないけど。

誤って、一粒落としてしまったら......座卓だっつーのに、はるか1mくらい遠くまで跳ねて行ってしまいました。

もしや......これが噂の人造いくら!! すごい。高級風スーパーに行くと買えることがわかりました。初めての出会いではないかと思います。人造いくら。イクラがあまり高くなくなったから、人造イクラは殆ど作られていないっていう噂は聞いていましたが、ここはひとつ、人造いくらの作り方も紹介されています。

いくらによくにた食品ということですが、海藻エキスやら植物油やらで作られるために、魚卵ドクターストップなヒトも楽しく食べられる食品であることに注目です。

そういえば、写真には写っていませんがフタには「当店手づくり」っていうステッカーが貼ってあったなぁ。手作りなのだ。このイクラ。[北海道産]って麗々しく書いてあるということは、北海道でつくったツブツブを、加工者であるこの高級風スーパーマーケットが醤油と何かした、ってコトかな。ごちゃごちゃといろいろ情報が書いてあるラベルですが、実際によーく見てみると解りづらいんですなぁ。

写真をよーく見ると、いわゆる「目」の部分が分離しちゃってますね。ははーん、ここがサラダ油を使っている部分なのね。きっと。赤色102号も、ここに使われているのかもしれない。

ラヂオのあるナビゲータが、人工いくらの見分け方をことあるごとに嬉々として語っていたので、さっそく試してみましょうか。お湯をかけてみる→表面がちょっと白っぽくなったけれども、いつものように白くならない。お湯は全然白くならない。なるほどー。これが、噂の、、、。

ところで、人造いくらを否定する気は全然なく、むしろこの499円分で楽しめています。でも、人造いくらであることを表示しなくてもいいの? この先、人造いくらの広告を作ることになったら真剣に調べ上げるコトになるのだろうけれども、そのようなクライアントを持たないので、そこまで調べる気になれません。知っているヒトがいたら、ちょっと教えてくださいませんかー?

表皮が硬いのが気になるので、もう購入して食べることは無いと思います。マルマルとした感触が口に残るのも、慣れないと不快に感じるかもしれません。さらに、硬い表皮が破裂した後に口に残るのも、あまり愉快ではない感じがします。

芸術品「人造いくら」を見てみたい!」っていうヒトに見せてあげたいです!! ホントに人造いくらだったら、冷蔵保存しなくても何日間かは大丈夫そうなので、送ってさしあげようか?

ところで、異年同日付でこんなエントリーもあります (Powered by MTOnThisDay)
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コメント(1)

PhotoPierre [2007.12.30]

「散歩に通る猫が食べるか?」と思ってベランダに1粒置いておいたのを、昨日思い出しました。食べられちゃわずに、そこに存在し続けていました。
多少は汚れましたが、ホンモノのイクラではあり得ないくらい丸さを保っていました。
ホント、これすごい。
だって、これ食べられるモノなんですよ!!
実際に拾って食べてみませんでしたけど……

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