白羽の矢が立つ

ニュースのタイトルで、ヘンテコリンな表現を発見。

タイトル

きっと、どこがどうヘンテコリンなのだかわからないニッポン人はたくさんおられることと思われます。だからこそこんな表現がまかり通っているわけで。

いろいろあるかとは思われますが、明らかにヘンテコリンなのは「白羽の矢」ではないかと考えます。

白羽の矢が立つのは、娘を生け贄として差し出す家なので、エマワトソンちゃんは、シャネルへ生け贄として差し出されました……っていうニュースではないですよね? 栄誉といえば生け贄もある意味栄誉ですけれども、もうちと喜ばしいコトとしてとらえていいんぢゃなかろうかと思います。

シャネルの広告塔となることが、若いうちに通り抜けねばならない生け贄的な茨の道なんだったら、白羽の矢が立つかもしれませんけど。

コトバは常に変容していますので、正しいとか正しくないとかを議論するのは全く無意味と思います。でも、意味が反対になっちゃう用法を個人的に仲間内で使うばかりではなく、出版社や通信社などが軽々しく使うということについてはどうかと思います。

ところで、本文をよく見てみるとまた面白い部分を発見してしまいました。

現在のココ・マドモアゼルの顔はキーラ・ナイトレイだが、契約が今年の夏で終了することから、18歳のエマに白羽の矢が当たったとのこと。

白羽の矢が当たった? 当たったってどゆこと? 立つんでないの? 「的を射る」のを「的を得る」って言っちゃうくらいおかしいような気がしますのです。

おっと、誰かに指摘されたのか、シネマトゥデイサイトのページは「白羽の矢が立った」になっている。……にしてもさー。

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