その施設を運用している人は、カタカナの意味を理解しているだろうか? 名付け親をちゃんと恨んでいるだろうか? なんだこの長いカタカナの羅列は。
Life up square eyes
一見英語風なカタカナを、英語にしてみたところでわからないものはわからない。
このトンチンカンな名前の箱で、明田一久展が開催されている。

たまたま遭遇したのはオバサマ方の集団。きっと2階の展示を観覧していたのだろうと思います。まさか石彫が好きなオバサマの集団なんて!! ちょっと考えにくいです。
『STONE WORKS 明田一久 彫刻展』
- 会期:7月3日(木)~15日(火)※水曜定休
- 場所:ギャラリー Eyes(群馬)
群馬県前橋市南町3-35-3 Life up square Eyes内- TEL:027-220-4102
展示者も知らなかったというこの箱。このライフアップスクエアアイズという施設は、群馬セキスイハイム社が、余ったスペースを文化施設にして市民交流を……みたいな高尚な意気込みによって作られたのだそうです。建設会社なので、リノベーションだってお手の物。あまり外部の意見を採り入れずに自力で作ったのかもしれません。
オープンしてから何年も経つのに、あまり気付いている人はいない。──って、セキスイハイムのヒトと思われるオジサンが言っていましたが、だから何? そんなの、自分でなんとかできないような建設会社には、発注したくない。建築のプロ集団がやっていることなので、わざと気付いて欲しくないのだろうと思ったけど、そうでもないらしいのだ。

わざと意識させない工夫が山盛りな外観。つまらないサイディングボードに、建物とマッチしていない植栽。こんなつまらないフツーの植栽をしてある建物の中で、何かアートなイベントが開催されているとは考えにくい。アートなイベントが開催されていたとしてもそれは内輪で盛り上がる何かなんぢゃないか? と勘ぐってしまう。
絵画や版画・書・彫刻・陶芸……趣味の範囲はいろいろあるけれども、アートを求めているヒトは、つまらない日常に潤いが欲しいのではないかと思うわけです。つまらない日常に添加する潤いを求めに、わざわざつまらない建物の中に、入って行きますかね。

県庁所在地前橋駅の南口から信号1コ目のところなんですけど……閑としています。徒歩またはチャリで通行するのは小中学生か、高校生か、そんなところです。バスが1日に数本、その他は全員自家用車またはタクシーです。自動車でもふらりと立ち寄れる工夫をしようという考えには及ばないみたいです。
告知にも力を入れていないみたいです。しっかり告知して、中身はこんなです!! って解っていれば、外観はあまり気にならないモノです。むしろ隠れ家的ムフフ感を味わえるかもしれません。でも、棄てても捨てても沸いてくるフリーペーパー・フリーマガジンなどで、見かけたことなかったです。また、ウェブを見ても、リンクしたくない出来映えです。
儲けようという気は、初めからコンセプトとしてないみたいですけれども、近隣の作家を育てて世に出そうという気概も感じられなければ、前橋市民があまり知らない作家を紹介しようという心意気もないみたいです。ホント、余ったスペースを貸してやるから、勝手にやれば? っていう意気込みを感じ取ることができました。オレたちはこれがシゴトじゃねぇーんだ、って。
作家廻りをして、有望な作家とか、会社や会場のコンセプトに合っている作家とかを捜してくる係のヒトは、いないんでしょうなぁ。箱物群馬は政治の方針ではなく、市民としてそれを望んでいるのかもしれません。
告知をもっとオープンにしたり、SEOに気を配ったりしながら、もっと前橋の駅前が盛り上がるようにはりきっていただきたいです。……取り敢えず、ウェブと植栽を直すだけでももっと感じが変わってくるのではないかと想像します。
今のウェブでは……閲覧者をココロをグッとつかめない。映画の告知ウェブみたい。
DA[blog]:Photo Pierre






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