土用の丑の日

中国産うなぎがニッポンで売れないコトに対して「もういーもんねっ。中国だって消費が拡大してるからニッポンには買ってもらわなくたって平気だもんねーっ」とかいうような内容のコメントを、つい最近見かけた。信頼を回復し、高値で取り引きできるように頑張るというのは、中国人には向いていないのかもしれない。中国に於ける反日教育の成果かもしれない。

さて。つい先日、土用の丑の日だからうなぎを食え!! と流通屋にほだされて鰻を食ったのはどこのどちら様でしょうか? 本日8月5日は土用の丑の日です。だから今度は牛でも食いますか。

いつ土用入りしたかという状況によっては、1シーズンに2度の「土用の丑」があることもあるって、教えましたよね。憶えてますかーっ!!

っていうか、土用って何なんだっけ。

土用は、季節のおしまいの3週間弱です

季節の終わりっつったって、現代では「暦の上で」っていうアレです。夏の終わりは立秋の前の日なので、8月6日頃。8月7日からはもう秋なんです。 季節の挨拶も8月7日以降は「残暑お見舞い」。なので、夏の土用は8月6日に至る18〜19日間ということになり、今年は7月19日から8月6日までの18日間が夏土用です。

この土用の期間にかかわらず、毎日に干支が割り振られています(さらに甲乙丙……も割り振られていますけど、面倒なので省略)。干支は十二支と言って12種類しかありませんが、土用は18日か19日もあるので、土用の入りの干支によっては、土用の期間中に2度巡ってくる干支が6〜7種類あるということです。っつーか、冷静に考えると約5割強の確率じゃん。

で、今年の土曜の入り土用の入りが7月19日申だったため、7月24日が丑となり、さらにそこから12日後にまた8月5日が丑になるわけです。

でも、二の丑にはスーパーなどでうなぎ、って騒いでいるヒトはそれほど多くない印象です。夏以外の土用にもうなぎって大騒ぎしているヒトを知りません。日本人はコトの本質よりもブランドイメージを大切にしますが、二の丑では「2番手」ってコトで、ブランド力が弱いのでしょう。

ちなみに、土用といえば土に関係する期間で、土の神様がどうだかこうだかっていう期間です。だから、土用は土をいじらないという習慣があるのは、ニッポン人ならすっかり忘れてしまっているでしょう。上棟には必ず大安を選ぶクセに、仏滅だから旅行に行かないというヒトはいません。

だから、本来ならば土木工事や庭いじりなどをしないという土用も、「間日」という土いじりをしていい日を作ったり、地方によっては「土用の期間中に着工してはいけない」という無理くり解釈を展開して、着工が土用にかかりそうな場合は土用の入り日の前の日とかに形だけ鍬入れして「はい、着工」ってしたりすることもあるようです。

結局、日柄を考えればうまくいくか? といえばそんなこともなく、未だに結婚式は大安という習慣から脱しきれないニッポン人も、結局はどんどん離婚したりして迷信が役に立っていない様子がよく理解できることでしょう。粗悪なコンクリートを混ぜるヤツだっ,ているし、構造計算がそもそもデタラメだったりするわけですよ。

うなぎ弁当

結局、何を考えても迷信や宗教で余計に惑わされることがあったとしても、ヒトが安らぐことにはならなそう。取り敢えず鰻でも食って、暑い日を乗り切りますよ。写真は日本料理中むらのうな重弁当¥2100。

うなぎ弁当

弁当だから仕方がないとはいえ、味も素っ気もない鰻だった気がします。一応、浜名湖産って書いてありましたけど、浜名湖産のうなぎの評価はだいぶ下がりました。個人的な意見ですが。やぱし、焼きたてって重要?

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