車で移動中、FMぐんまから聞こえてきたコトバに、ハテナマークが点灯した。
「はるなぎゅーにゅー」は榛名牛乳ってわかる。でも「むーすしゅう」って何だ? 牛乳だから、ムース臭か? とも思ってみたモノの、どうもそんな雰囲気ではない。ラジオで紹介されることを想定していない名前の商品は、どうやらコンビニにて販売されているらしいということなので、急遽、行きたくもないが寄ってみた。
そしたら、あった。
榛名牛乳をつかったミルクムースシュー ¥126。シュークリームのコトね。でも、クリームじゃなくてミルクムース。
ミルクムースがとても柔らかいので
こぼれない様に注意してお召し上がり下さい。
だったら、食べやすい硬さでおいしさをやわらかさを引き出してよねー。注意書きをすれば何でもいいという世の中にはうんざりだ。しかも「上がり下さい」っていう字づかいもちょっと気になる。
みんなが笑顔になれるスイーツです
宣言もおかしいし。「みんなが笑顔になれるスイーツ(笑)です」なら、まだ笑って見逃す余地があるかもしれないけど。
文句ばかり言っていてもしかたがないので、開けてみましょー!!

大きさはとくに感想を持つサイズではないけれども、ムースがやわらかいっつってるのにこの外側までぶよぶよにやわらかい。もうちょっとパリっとした感じがあった方が好感持てる気がするけれども、ただの個人的な意見の相違だろうか? それとも、シナシナになってしまう個包装菓子の宿命ですか。

ひぇーっ!! 外側の焼き物にコシがなく、クリーム──というかムースはとろとろなので、持っているだけで握りつぶしちゃいそうです。自重と強度について、何の考えもなく、ただ意味もなく柔らかさのみを追求したら持ちづらく、食べづらくなりました!! って感じ。あり得ない。
また、この自称ミルクムースは、脂っぽくて舌触りが悪い。味は記憶に残らないどうということもない味だけれども、後に残る脂っぽさが、全体を印象づけて忘れさせないように工夫されている。

……っていうのは冗談ですけれども、クリーム──というかムースをやわらかく仕上げるために、バターを使うと簡単だから大量に混ぜてある、というのが本当のところなのかもしれません(想像です)。バターを大量投入すればヘタな人でもわりと簡単にふわふわオムレツだって焼けるわけですよ(これはホント)。クリームが口に入った時に体温でバターの脂がサッと溶けて、それで柔らかさを表現するなんていうのは、大量生産菓子にありがちなことなんじゃないかと想像します(想像ですからね)。
- 意見には個人差があります
パッケージに注意書きがあったけど、囓ってるうちに垂れるっての、どうよ? せめて生地にコシかハリがあれば、こうならずに済みそうなモノだけれども、予算が足りなかったのかな。大量流通の大量消費商品ってのは、だいたい原価がモノを言うわけだ。定番にしようなんて考えず、飽きられたらすぐに生産を中止できる身軽さのことを、スピード感とか呼んでモテ囃されたりするわけだ。
まぁ、もともと「地域限定・期間限定」と、布石を打ってあるから安心です。
榛名牛乳といえば、群馬のブランドで、このどろどろシューを販売しているのは高崎市や渋川市などの加盟店らしいのだけれども、なんと!!

製造は栃木県。グッとくるねー。鉄鉱石を輸出して鉄製品を輸入するように、ボーキサイトを輸出してアルミニウム製品を輸入するように、榛名牛乳を輸出してどろどろシューを輸入する。そして、これを地産地消と呼んで嬉々としている人々。幸せな毎日。
どこかに間違えがまぎれていますが、気にしちゃいけないんでしょうね。
【リンク】
DA[blog]:Photo Pierre




製造元である虎昭産業の中のヒトも
このページを見ているようです。
あんまりヘンな商品だったので
気が気ではないのでしょうか。