無責任な開発を放棄した東武鉄道のバス路線を引き継いだりするために生まれた日本中央バスですが、このたび新路線の運行が開始となったようです。
ところで、以前から申しあげているとおり、バス停の位置が解らないわけです。
もしかすると近隣住民にはポスティングで報せたのかもしれません。でも、とにかくバス停の位置が解らないということが乗車率の向上を見込めない一端になっているのではないかという疑いを持っております。他にも、少なすぎる便数とか、理由をあげればいろいろありますけど。
まさか、本気で「たまたま道を歩いていたらバス停があったから、今度乗ってみよう」とか思うとか思ってるわけじゃないでしょーね?
もしかすると、貧相なバス路線か自家用車しか交通機関を持たないような地域の人々は、ネットリテラシーが高いヒトが少ないかもしれません。でも、それはもともと人数が少ないからであって、割合としては都会とたいして変わらないのではないかと思うわけです。ネットなら、発売日にお買い物できたりするわけで、ネットはイナカには便利なメディアじゃないかと思う訳なのですが、「なかのひと」はそうは考えていないようです。
ためしに、運行会社である日本中央バスのウェブサイトの中の路線バスのページを見てみると……たしかになにがしかの表示は出てきます。でも、雑すぎるというか、大雑把すぎるというか、具体的にどうなのか、概要しかわからない。もちろん、バス停の位置なんかに気を掛けていない。一応、
new【高崎駅~大胡駅線】
平成21年3月21日(土)より運行開始!!
高崎駅より、高崎駒形線を経由し大胡駅まで!!
さらに、3月21日(土)より3月27日(金)まで運行開始記念として
無料にて運行いたします。ぜひ、ご利用下さい!!
ぜひ、ご利用下さい!!
時刻表はこちら、運賃表はこちらをクリック!!(PDFファイル)
って!! こちらとか、こちらとか、全然わかんねーよ!!
で、ためしに「こちら」をクリックしてみると、PDFファイルで時刻表が表示された。しかも、どちらもファイル名が「ogo.pdf」なんだよなー!! サーバーでのディレクトリが違うところにあるのでうっかり同じファイル名になったモノと思われますが、ダウンロード後にどのように処理されるか、全く考慮されていないのが不満だ。
- 「時刻表は」につづく「こちら」は、
- http://www.ncbbus.co.jp/route/pdf/ogo.pdf
- 「運賃表は」につづく「こちら」は、
- http://www.ncbbus.co.jp/route/pdf/fare/ogo.pdf
一番大きな過ちとしては、時刻表と運賃表が1ページずつバラバラになっていることだけど。これが2ページ1ファイルとなっていれば、1箇のファイルをダウンロードすれば済む話なのだ。なのに、わざわざ分けているのは、1つに統合する技術が無かったのか、サイト滞在時間とかクリック数とかを無駄に増加するためか。どちらにしても、利用者ありきのはずの公共交通機関の案内が、バス運行者またはサイト運営者の都合によって不便を利用者に押しつけている。
サービス業として、どーなんですかっ!!
PDFファイルを公開してそれを以てウェブ公開とする、という役人的考え方は、もう21世紀なんだからやめた方がいい。PDFファイルを配るなら、バス停位置情報もついでに書いておいてほしい。いやいや、無精せずにHTMLを書けばいいじゃない。ホームページビルダーとか使ってるんだから、表組みはそんなに難しくないと思います。
たしかに、面倒ですけど。
いやいや、PDF化する元になった文書だって、もしかしてExcelとかそんなので作っているんだろうから、そのままHTML化してもよかったんじゃないの? そんな機能、ありましたよね。無かったかなぁ?
日本中央バスの財務状況とか知りませんけれども、これでも応援しているつもりです。もっと社会が良くなるために、交通インフラはますます整備されるべきです。そのためには、乗客が増えて→便数が増えて→会社がそこそこ潤うことが必要です。でも、今の状況では、無駄にバスが往復しているだけになりませんか。それでは、無駄に燃料が燃えて、無駄に二酸化炭素が排出されて、無駄な給与を支払ったり車体の整備費用がかかったりするばっかりじゃないですか。
群馬にもウェブ屋がたくさんいるわけなのですけれども、具体的にアプローチする会社は無いのかな。確かに、どの企業に行っても「ウェブ作れって勧誘の電話が来たよ」って教えてくれますけど。日本中央バスと心中するつもりはありませんけれども、せめてなかのひとはもうちょっと広告宣伝や広報について、よく考えた方がいいと思います。
大きな画面で見る
一応、バス停名から位置を推測してポイントしてみましたが、本日の情報は正確ではありません。そのうち、大胡へ行く用事があると思いますので、その時に実際に眺めてメモって来ようかとは思っていますけど。あるいは、お近くの方は見てきてください。路線は間違っていないと思いますので。
それから、この地図は参考のためにポイントしてみたまでで、予告無く削除すると思いますからリンクしない方がいいかと思います。ここに書いたって、ダメかもしれませんけど、念のため宣言だけしときますよ。
そういえば、この路線、2時間に1本しか来ないので、乗るのはなかなか難しそうです。
ちなみに、「バス停 大分」っていうサイトがあります。このサイト、すばらしい!! これは是非真似するべきでしょう。大分県企画振興部総合交通対策課が容れ物を用意して、そこへ決められたフォーマットに従ってバス運行会社がデータを放り込んでいるという上下が割と分離した形になっているもよう。
【リンク】バス停 大分
ためしに「バス停 位置」でグーグってみたところの、たまたま最初にヒットしたページを見たら……八戸市交通部でした。「バス停位置図から探す」をクリックすると──PDFファイルにリンクしていますε=(ノ_ _)ノ そして、そのPDFファイルは地図に基づいたものではなく簡略化された路線図でした(ToT) そりゃねーぜ。「ナントカ病院」とか「ナントカ高校」とかいうバス停名だったら、地図片手にだいたいわかりそうなものですが、「ナントカ町」とかそうなっちゃうと、もうわからん。1区間分は歩く覚悟で探さねばなるまい。
こういう言い回しで説明しているヒトもいる。
鉄道が physical rail なのに対して、バスの本質は、virtual rail です。virtual rail が地図上で見えないから使えない乗り物になってるって、バス会社の経営陣は早く気付け。
[MINIとBトレインのたれ急ブログ]
フィジカルとかバーチャルとかよく解りませんけれども、鉄道は固定施設なので地図に記される。バスは道路を自由に走って行っちゃううえに、最近は認可制ではなく届け出制になったので自由に路線を変更しちゃうので、なかなか地図に記されづらい。
25年くらい前の地図には、バス路線+バス停もちゃんと書いてあったんですけどね。地図に。
【追記】自称上電応援サイトJoJoの自称姉妹サイトぐんパスによると、2007年の大胡~駒形駅の試験運転を踏まえて高崎まで延伸したのだろうとしていますが、学校はともかく病院前まで行かないのはアイタタタ……って感じがします。
若いうちや健康な時には全然気づきませんけれども、病院まで徒歩5分以上あるとかなりしんどいです。可能ならば病院の真ん前まで、それができなくても、すぐ近くまで行くべきでしょう。
学校なんてのは、多少歩いてもいいと思います。病院は、健康なヒトばかりが行くところではなく、どちらかというと病気や怪我をしたヒトとか、健康とは言い難い老人とかが行く場所なんだから、路線運行時間も大切ですが、ちょっとした弾力運行が必要なんじゃないかと思います。
DA[blog]:Photo Pierre



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