世界のニコンが世に放った2450万ピクセルのデジカメ、D3x。買おうかなー、買うまいかなー、と悩んでおりましたが、手持ちのカメラに不満がありまして、それならば時代遅れになってもまだ余命が長そうな上位機種を購入しようと決意しましたのです。
昨年12月の発売時には、90万円くらいでしたが、プロサービス価格は65万円くらいという噂でした。そして半年が経ち、最安値が66万円くらいになってきているのを知りまして、だったらそろそろ買ってもいいかな、と。初期不良もプロサービスを通してわかってきていることでしょうし。
こーゆーモノは箱にも価値があるらしく、箱潰れや箱凹みですらない「箱スレ品」が12000円くらい安く売られていましたが、残念ながら逃してしまいました。ちぇ。
ってなわけで、この箱が欲しい人がおられましたら、ゆずります。¥10000で。
箱を開けると保証書などの書類の下に、カメラがいるようです。イマドキはこんな専用整形クッションなんですね。すごい。これのおかげで、何メートル落下できることやら。
まずは、充電ですよ (;_;) この頃のカメラは充電しないと何もできない。ちなみに、専用の電池EN-EL4aと充電器MH-22は1コずつ付属しています。この電池はわりと高性能で、ネットでちらっと見かけたレビューでは、1000枚くらいは何ということなく撮れるということです。この部分は、使ってみてあとでまた感想を追加しようと思います。
それにしても充電器が親切にも2コ充電用。電池の「持ち」が良くなったのならばそれほど充電する必要もなくなったのではないかと思われますし、出張にコレ持ってくの!! 不便。
1コ用もあるのだけれども、何でもかんでも高額で買う気がしないのね。
ちなみに、この電池EN-EL4aは、定価¥18900。高額だ。しかも、この頃のニコンの電池は、IC内蔵とかそんな感じで、その電池での撮影枚数とか電池の残量とかがかなり正確にわかるようになっています。そんなこんなで、サードパーティーの電池が作られにくいようで、なかなか見つけられません。
マニュアルはこんなに厚い。こんな取扱説明書を作る費用もたいへんでしょうけれども、残念ながら殆ど開かれることがない書物ですね。でも、個人的には、一通り目を通すことにしています。パラパラっとでも眺めておけば、こんな機能があった? と、後から気づくこともある可能性があるからです。
それと、今まで触ってきた機種とどう同じで、どう違うのかも、念のため知っておいた方がいざという時に対処できるのではないかと思いまして。
手に持つと、こんな感じ。ニコンF5というカメラと同じ1210gということですが、F5を持ったときのようなズッシリ感が無い。まぁ、電池も入ってなければレンズも付いてませんが。意外に軽く感じたのは、グリップの形状が改善されているのかもしれません。
だからといって、F5と並べた写真はありません。悪しからず。だって、35mm判のフィルムカメラの出番が全くないので、グルグル巻にして保管されちゃっているのです。ごめんねー、F5。いつか日の目を見る機会がやって来ることを願う。
何の画像処理ソフトも所有していないヒトのためと思われますが、基本的な閲覧や現像等ができるソフトが付属してきます。でも、ニコンの場合、この付属ソフトは役立たず。役に立つやつは、別途購入しなくてはならないのです。そりゃねーぜ。キヤノンなら一通り付いてくるのにー。けちーっ。
このカメラの大きな特徴と言えると思いますが、CFカードのダブルスロットになっています。他のメイカーではCFカードとSDカードのダブルスロットなんてのもありますが、どっちもどっちですかね。
このダブルスロットには、カード1からカード2へ、順次書き込んでいくモードと、カード1とカード2に同じモノを同時に書き込むバックアップモードと、カード1にはRAW、カード2にはJPEGを記録するモードがあります。
それにしてもわかりづらいのは、カードを右向きに入れることです。よくある感じでは、オモテ側を左側に向けて挿入しますけれども、D3xは右に向けて挿入します。なんとなく裏返しな感じです。D100も、右向き挿入でした。これって、内部の構造上こうなるのだとは思いますが、どうにもならなかったんでしょうねぇ……。シロートにはどうにかなるんじゃないかと思ってしまいますが。
一応、キイロいステッカーで注意喚起しています。設計者としてはそうした方がいいという判断だったということですよね。そして、カードは左向きに入れるだろうということも充分に想像できていたということですよね。ふむ。
このカードスロット室を開けるには、レバーを持ち上げてその下にあるボタンを押すという、半二重構造になっています。これなら、わりと安全で、それほど面倒くさくもない、ちょうどいい妥協点ですね。
電池は前述の通り、EN-EL4a。EN-EL4も使えるようで、EN-EL3e仕様の機器にEN-EL3が使えないというような意地悪はやめたみたいです。
カメラが増えると、電池の種類が増え、電池が増えればそれだけ充電器もふえるという、ホントにどうしたらいいのかわからない状況が長く続いておりますけれども、ニコンはその点において、電池の共通化を考えて実践しているようです。実際にこのEN-EL4系の電池は、D3Xの他、D3、D2X、D2や、アダプタを用いてF6やD300、D700など、最近のハイアマチュアクラス以上のカメラに搭載できるようです。
その辺のカメラを一つも所有していないので、今のところその恩恵に与れませんけど。
どうやって共通化しているかというと、今までは必ず一体化していたボディの電池室のフタが、電池そのものから分離して別のパーツになっています。これが1コ¥2000しますが、1コあれば取り敢えず大丈夫です。
レバーを矢印の方へスライドさせるとすぐにはずれ、合体はそのままカチっというように押し当てるだけ。この着脱はそれほど難しくないですが、さすがに片手にカメラを持ったまま電池交換をするということは難しくなりましたね。それをしたいヒトは、電池室のカバーを電池の数だけ揃えるとか、電池交換の手順をよくシミュレートしてみるとか、某かの工夫が必要になりそうです。
このカメラの画質などのすぐれている点については、ネットや雑誌で散々語られていますので、フォトピエール的な見解はしばらく申しあげる必要がないかと思います。でも、今までの機種よりもものすごく良くなった点をあげるとすれば、これだ。
レリーズなどを差し込む10pinターミナルと、シンクロ接点のカバーを、今まで何個紛失したことやら。以前に何個か購入したことがありましたが、結局すぐに失くすこととなり面倒なのでカバー無しのまま使っていたりします。
でも、さすがに在庫が少なくなったのか(?)、カバーが変わっているじゃないですか。
上側がシンクロターミナル、下側が10pinターミナルになっていました。考えましたねー。考えればできるじゃないですか。これならば、以前ほど簡単に紛失することはなくなるでしょう。
やはり、今までのネジ式では、ねじる力が入れづらかったし、だからギッチリ締めちゃうと使うときにはずれなくて困るし、だからと言ってゆるくしておくとすぐに紛失しちゃうわけですね。
圧倒的にユーザー数が多い都会では、商品を撮るヒトとスナップを撮るヒトが別々なので、フタを開けないヒトもいれば、ゆるくしておいてもはずれないヒトだっているのでしょう。ところが、イナカのユーザーは、ブツ撮りもすればスポーツ撮影もしたりして、いろんな用途にカメラを使うことが多いのです。そうすると、こんなちっぽけなフタひとつにしてもいろいろ不具合があるわけですよ。ホントに。
さて。自分が乗っている自動車よりも高額なカメラなので、元を取るべく、撮影して稼がねば。取り敢えず、外箱¥10000で売るとか。あと、要らないケーブルとか、使うのはずかしいネックストラップとか付属してくるのも売るかな。あのストラップ、たしか定価¥2500円なので、¥2000円でどうですか。
もちろん、未使用未開封。どんなヒトが恥ずかし気もなく使うのか、まだ見たことないです。まぁ、それほど売れてるカメラでもないわけですけど。
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DA[blog]:Photo Pierre






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