ODA(official development assistance = 政府開発援助)のひどさは周知の通り。ニッポン人気質として、何かを一所懸命に作るのは大好きだけど、それを管理したり運用したりするのは嫌い。その刹那を重要視する宗教観。なにも、行政に限った話ではないわけです。
資金源まではわかりませんが、2008年9月頃にボランティアが設置したらしい登山道の看板。これ、木の板にカッティングシートを貼り付けています。安定性に疑問を差し挟むヒトはいなかったようです。なるべく天然素材を、なるべく作業効率を、と考えると、このような材料で作るやりかたもあろうかとは思いますが。
こいつが、予想外にひどいことになってますよー!! その刹那の作業で満足しちゃったボランティアのみなさーん!! 現実ともっと向かい合ってくださーい!!

湿気の多い山林なので、木の板にカッティングシートは耐久性が足りなかったみたいです。さすがに無垢材ではないようですが、オイルステンを塗ったくらいの加工はしてあるようです。それでも湿気を充分に吸い込んで、カッティングシートを保持しきれなくなったようで、2009年6月、1年も経たないうちにこれです。この状況を、この道しるべの担当者は知っているかどうかわかりませんが、とくに何の対策も為されていないようです。
やはり、塗装をした上からカッティングシートを貼ったり、シートを貼った上からコーティングしたり、という補強が必要なようです。「こっちはボランティアじゃ。資金が足りんのじゃ」とか言うキモチもわかりますが、これでは無いのと同じになってしまいます。
まだ、ペンキで手書きした方が長持ちしそうです。贅沢を言えば、文字を彫刻して、文字部分をペンキで彩色するのがベストかと思います。そうしたら、補修もそれほど難しくなさそうですよね。
このハゲハゲ道標、誰が補修するのか心配です。ニッポン人気質を強く打ち出すならば、誰もやらない、というのがアンサーかもしれません。見て見ぬ振り、です。やがて、道標のない登山道へと戻っていくのかもしれません。
道標の面積の1/5くらいにスポンサー名を表示したって、いいじゃないですか。ボランティアは収益があることを嫌う傾向にあるように見えますが、必要な資金すら不足した寸足らずな活動をするよりも、もっと社会的に意義のある活動をするために効率よく資金を集め、うっかり利潤が出たらそれをまた社会に環流する仕組みを作ればいいのではないかと思う訳なのです。
もしかすると、今後、一斉お手入れ日というのがあるのかもしれません。でもそれの告知を上手に見つけられません。何か活動予定があれば、それを世の中に解る形でPRしないと、活動しているのかどうかもわかりません。
DA[blog]:Photo Pierre



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