ところで、2011年7月24日はアナログテレビは観られるの、見られないの? 24日の24時に停まるんだか0時に停まるんだかでは、丸一日違うのだけれども、役人的発想ではそういうの、無視。っていうか、何か慣例があって、たしか……○日まで、と言えば、○日の24時までじゃなかったっけなぁ。

4月末に全裸酔っ払い事件で、時の総務相に「最低のニンゲン。絶対に許さない」とまで言われた地デジ大使のアイドルだって、ちゃーんと地デジ大使として復帰させ、世の中を地デジで湧かそうとしている。この復帰タイミングだって、絶妙だ。早ければ24日のイベントからという前情報だったけど、それって記念すべき7月24日のことじゃーん!!
その辺の頭の使い方は、放送業界と官僚はだてに高学歴者を優遇してるわけじゃないのだなと感心させられる。しかし、ネット掲載NGのタレントを起用することのデメリットについては、閉塞的な放送界においては、無視されている。
もう、「ネット利用者なんかテレビ視なくていいよ」ということなのかもしれませんけど。地デジ大使がネットでアピールできないって、どゆことでしょね?
何でも反対する社会党とか共産党みたいなヒトもいます
さて、一方で、この強引であり一度決まったらあとは波風立てない事勿れ主義の官僚と官僚的な人々への反論も強い。そして、結局は反論のための反論なのでその話の展開もやや強引になりがちなところがあるというのも否定できない。
つまり、雲の上での喧嘩なだけで、どちらの声も庶民には響かない。メリットは何で、デメリットが何なのかもわからない。
メリット・デメリットの説明が不足している
確実なメリットとしては、テレビ製造販売に関わるヒトたちの売上げが瞬間的に伸びるかもしれないということもある。安価な外国ブランドのテレビが輸入されても、少なくともチューナーを接続したりしないと見られなくなるわけで。
また、海外中古市場で人気が高いニッポンのテレビが大量に発生するとなると、黙っていない貿易商もおられることでしょう。
デメリットとしてあげられるのは、テレビやチューナーの製造販売がうまくいったとしても、アンテナの設置が間に合わないのではないか、という意見。全国には何億本のアンテナが立っていてそのうち何割が未改修で、今の技術者の人数を勘案するとそりゃ間に合わねーんじゃねぇの? という言い方。庶民を煽るには充分だ。
でも、たとえば群馬県内でも人口が密集していると思われる高崎・前橋地域は、もともと東京からの距離が約100Kmとビミョーなので、榛名山から再配信している。だから、高崎・前橋あたりの屋根の上は、UHFアンテナが北乃至西の方角に向いている。榛名山の方角。だから、高崎前橋エリアでは、アンテナの取り替えも、修正も、全く不要なわけです。ただ、チューナーなりテレビなりをつなげば、映る。
また、総数から見た数ではわずかだけれども、難視聴地域ではケーブルテレビが利用されていたりするわけだ。そういう地域も、アンテナの調整が必要ない。
それでも、何が何でも地デジに反対したい人はアンテナ調整が間に合わないかもしれないというニュースを信じ込み、不要な心配をしたりするものなのだ。情報が多すぎるので、信じたい情報のみを受け容れたくなってしまうわけだ。
地デジ化で儲かるのはだーれだ?
この地デジ化によって誰がもうかるのだろう? テレビの製造販売なんて短期間なことだ。あいたアナログテレビ波帯の電波は競売にかけられるのだとしたら、総務相は大儲け。億なんて単位じゃないんだろうから。
じゃぁ、損をするのは? それ、国民のみなさまですねー。どうして国策だからって自前で地デジ対応テレビとか地デジチューナーとかを個人負担で購入しなければならないのか、意味が解らない。こんなの、企業がもうかる地デジ税に他ならない。そこまでしてテレビを視るかなぁ。もう、テレビ終わりなんじゃないか? という気にさせられる。
地デジ対応テレビ普及率
あと2年も先の話なのです。一方で環境相が「もったいない」とか言ってるのに、まだまだ使えるテレビをすぐに買い換えろなんて、おかしいでしょ。それ、首相がなんとか意見を丸くまとめてみろ、っていうわけだ。無理だろうけど。
しかも、2年も経てば、通常なら現行モデルは価格が下落し、現在よりも画質やら性能やらが良くなった新モデルが登場していることでしょう。そういった、モノのサイクルが短い市場を持つ国民が、2年後のためにまだ映るテレビを廃棄して新しく買い換えますかね。
たまたま、新築したとかテレビが壊れたとか、そういうイベントが発生すれば話は別です。しかしそれ以外のヒトは、フツーは壊れるまで使える資産なわけだ。
「アナログ」の表示がうざいとかいうヒトもおられるようですけれども、その表示を見たくないだけなら、いろいろな解決方法があると思いますので、試行錯誤してみてください。
でも、ようつべ視聴で「YouTUBE」の表示がうざい、とかいう意見を聞いたことが無い。やぱし、ただ単に地デジ化に反対したい万年野党組なんだろか。
情報弱者は大丈夫かな……
15分程度視たらCMなので数分何か作業し、また15分程度視たらCMなのでトイレに立ち──という生活サイクルの老人とか、肝心な地デジ移行の情報が伝わっていないのではないかと思われます。こういうヒトたちには、町内会などのリアルな人付き合いにて啓蒙していかないと全然伝わらないと思いますが、その兆候はいまのところ無いみたいです。近所のオバサンも「さーねぇ? まだ映るしね」って言ってます。
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DA[blog]:Photo Pierre






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