情報発信者の姿勢といえば、それはレイアウトにも現れてくると思います。そのニュースを紙面のどの位置へ、どのように扱うかということで、不明確ではありながら編集者の心意気みたいなものが見えていたものです。
その、新聞紙面をそのままにオンラインで新聞を購読できるサービスが始まったようです。
1面だけは見られる仕様になっているので、試しに「立ち読み」してみました。ブラウザで別窓がオープンし、Flashベースのビューアが起動します。あとは、ドラッグすれば紙面が上下左右に動き、ダブルクリックするとその部分が拡大する、など、わりと直感的に操作できるのではないかと思います。また、拡大縮小をするスライドバーもありますし、ページめくりのボタンも表示されます(立ち読みは1ページだけなので、ページめくりできませんけど)。
これは、順次、バックナンバーの購入などにも利用範囲が広がるとのことです。それって、なかなか便利なのではないかと思います。
本日現在で、このサービスを利用しているのは、8紙のみ。
- 南信州新聞
- 市民タイムス
- 桐生タイムス
- 南紀州新聞
- いわき民報
- 文化通信
「市民タイムス」って、どこ市民よーっ? とか思いますが、松本でした。
1部購入は、日刊紙が¥100、週刊紙である文化通信は¥900。
気になる部分といえば、これか。
これじゃ、申し込めないぜ。でもホントはこうなってるらしい。
Windows版Fxでは大丈夫なのにおかしいなぁー……って思ったら、リファラ情報などを使ってごにょごにょやってるみたいです。セキュリティ高めな設定になっていてると購入できないことがあるということですね。セキュリティソフトでブラウザの情報等が制限されすぎていないかチェックが必要でしょう。そのあたり、ヘルプでは説明していないようです。
あとは、まだ商品数の少なさが気になりますね。上毛新聞なんて、情報を外に出すのが苦手な新聞社なんだから、このような仕組みをどんどん使って発信したらよいのではないかと思います。他に、業界紙なんかは、このような売り方をしたら効率もよく、見る側としてもコンビニやスタンドで販売していないものが気軽に購入できて便利でしょう。あー、ミニコミとかも参戦しないものだろうか。フリペの類とか。……保守的な既得権の都合で、ネット販売できないメディアが多そうな気がしてきた。現状でも、販売エリア内のデジタル購入ができない商品があるようです。
さらに言うならば、データの作り方をもうちょっと研究できないものか。これは一方的なワガママなのかもしれませんが、文字も含めてすべて1枚の画像として記録されている。この、文字の部分は文字情報となれば記事検索ができたり、デジタルで購入するメリットとなるのではないかと思います。どうせ、イマドキはデジタル組版じゃない新聞なんて、存在しないのではないかと思いますので、その元データを上手に閲覧できるデータにできたらこの上ないのですが。
あと、ドメイン「shimbun-online.com」が解りづらい。実運用はそれでもいいですが、「そだ、新聞オンラインを見よう」って出張先のホテルの貸インターネット接続サービスで思い出したら「shinbun-online.com」とか打鍵しそうな気がする(個人的にはすでに2回やらかした)。どのドメインも取得して、リダイレクトするようにしておけばいいのに。
それでも、褒め称えるべきところもありますよ!!
このようなサービスだと、広告欄が空白または塗りつぶしになることが多いと思われますが、広告もちゃんと見られるところが、すばらしい。頭のおかしい広告屋としては、地方新聞の広告欄が手軽に見られるなんてオモシロいサービスだなー、と感心します。
居住地とは違う地域の地方紙で活躍する知人の活躍ぶりも知ることができそうですね。
頑張って、いろいろな地方紙・業界紙がここで購入できるようになるといいですね。
今までも、日刊ゲンダイなどは雑誌オンラインでデジタル購入できていましたが、そこで蓄積したノウハウが日刊新聞のデジタル販売に活かされているのでしょう(その他の雑誌は、立ち読み機能+ネット販売へのリンクのみ)。
DA[blog]:Photo Pierre






コメントする