沢入駅周辺のWAP関係の展示の他に、実はパーマネントなアート観覧スポットがあるのを忘れてはいけない気がしました。陶器と良寛の館。虫害から保護しようとしているのではないかと思いますが、防虫剤臭の中で見物しなくてはなりません。窒息するかと思いました。
器は使ってナンボ、と思っているヒトにはつらい空間です。動物園や水族館などもそうですが、その営みを奪う替わりにその持続性を与えるというの、どうなんでしょう。現場の若いゲージツ家たちに質問してみればよかった。
さて、上り列車を1本見送り、その後に来たトロッコ列車を眺め、橋から上流に見える橋桁跡について考えを巡らせたりして、いました。
隣の駅まで歩いてみようかとも思いましたが、よーく考えてみると10Kmくらいの距離があるのではないかと思い、やめた。そのかわりに、近くの薬師如来を眺めてみることにした。
勢多郡東村で最古の薬師如来は木像だった。……んだか、東村で最古の木像が薬師如来だったんだか? 忘れてしまいましたが、とにかく東村最古というのが売りのようでした。サイズはかなり小さめ。また、堂に納められていますが、ガラスがあって、中が薄暗くて、いったいどのような姿なのかはよくわかりませんでした。
この如来堂の前には地蔵がありましたけれども、
頬に蝉の抜け殻がくっついていました。ホホエマシイ。なんつって。
そんなんで駅に戻ってきてみたら、ナニやら向こう側に造成された広場がないかい? 時間ならばたっぷりあるので、そちらの方へ散歩に行ってみる。沢入駅ふれあいパークという名前で、昨年できたらしい。
現代的な雑な長持ちしそうにない手すりに、トンボがとまってた。死んでないよ。社会に対する警戒心がまだ足りないのかもしれません。そーっと動かなくても、ひょいひょい獲れるとんぼ。
もうちょっと手入れがよければ、気軽に川遊びができるポイントとして評価できそうだけれども、かなり難しいモンダイのようです。
大きな栗の木もありましたが、仲良く遊びましょうという雰囲気ではないですね。栗が落ちてきたら怖い。
さて、駅に戻り、上りホームの待合いを覗いてみることに。
ただ漠然と「待合いだ」って思って見ると、別に何の変哲もないローカル駅の待合いなのだけれども、近寄ってみると
なんだか頭おかしいことに!! ムービーのフィルムをコマごとに切り刻み、それをラミネートシートで繋いだモノを窓にはめこんである。モザイクのような、ステンドガラスのような、ちょいと不思議な光景になっていた。一コマ一コマをよく見てみると、けっこうな年代物のフィルムであるようだ。説明が無いからさっぱり意味不明だけれども、わたらせ渓谷鐵道開業20年ということなので、20年前くらいのフィルムなのか──と思うと、たしかにそう思えないこともない。
それとも、映像を使ったパフォーマンスの、ただの小道具でしかないのかもしれない。
沢入に3時間ほど滞在し、ようやく上り列車が来たので乗り込む。花輪駅周辺の展示も見てみよう。沢入→花輪は、約20分。
(つづく)
→ わたらせ渓谷鐵道に乗ってワタラセアートプロジェクトに行ってみた(5)
わたらせ渓谷鐵道に乗ってワタラセアートプロジェクトに行ってみた(1)
わたらせ渓谷鐵道に乗ってワタラセアートプロジェクトに行ってみた(2)
わたらせ渓谷鐵道に乗ってワタラセアートプロジェクトに行ってみた(3)
DA[blog]:Photo Pierre






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