ため池百選の投票が始まっています

ニッポンには「100選」が山盛りあります。滝100選とか、通り100選とか。「『不思議な百選』の100選」とか作れそうな勢いを感じます。

当然、「八百萬(やおよろず)」という考え方に基づいて、100ピッタリじゃなくてもいいということと思いますが、ひとつのテーマに基づいて、順位を付けずに(およそ)100個をリストアップしましょう、というのは、ニッポン人気質にはピッタリなのかもしれません。

そんな中での「ため池百選」。

世界各地では、古から水を巡って戦争が行われ、農業用水やそれに付随する分水器などを設けて、平和に解決できる工夫をしてきました。

円筒分水堰

【リンク】円筒分水堰グーグル先生

その、水分割を平和に行うための施設のひとつがため池なのだということだと思います。

で、その百選の一般投票ですよ。

ため池百選とは

全国に約21万あるため池の 多くは長い歴史を有し、農業用水の水源として農業の礎(いしずえ)を担うとともに、地域の文化にも深く関わり、周辺の農地や里山と一体となって多様な生物の生育・生息の場となっています。また豊かな自然環境とのふれあい・やすらぎの場、さらには環境教育の場など、多様な役割も発揮できる場であり、地域振興の核となる可能性を秘めています。

他方、農業者の減少・高齢化に伴い、従来のようなため池の維持管理が難しくなり、防災面での脆弱化や多様な役割の発揮が困難になることも懸念されています。

このため、「ため池百選」を選定し、地域にとっての資源であるため池が、地域活性化の核として保全・活用される取り組みの機運を醸成するとともに、ため池の有する多様な役割と保全の必要性について国民の皆様のご理解とご協力を頂くための契機といたします。

 

これまで、600箇所を上回る応募が全国から寄せられ、11月に開催したため池百選選定委員会において、一般投票の対象となるため池287箇所が一次選定されました。

 

一般投票は「ため池百選選定委員会」が行う百選選定の参考とするため、平成22年1月8日から2月8日まで行います。

[農林水産省/ため池百選一般投票]

21万件もあるため池が、すでに偉いヒトたちの手によって287に絞り込まれています。一般投票の倍率はざっと2.87倍。絞りすぎだけど、票が割れちゃったら面倒臭いと思ったのかもしれません。同率100位が40000件とか集まっても面白くないですけどね!

投票対象となっているため池の概要を見られるようになっていますが、だいたいが江戸から明治頃に築造されたもののようです。そう考えると、江戸時代が300年も続いたっていうのは、ホントに平和でいい時代だったのですね。天下統一ってそんなに大事なことだとは、オトナになるまで気づきませんでした。

というわけで、誰でも投票できるようです。どうぞ、外国の方々にも紹介して、世界中からニッポンのため池に投票してもらいましょう! 〆切は2010.2.8

なお、群馬県からは3つのため池がノミネートされていますが、正直に申しましてどれも知りません。概要を拝見してもピンと来ませんでした。どなたかもう少し詳しい解説をお願いできませんでしょうか……

農村振興局整備部防災課
担当者:「ため池百選」担当
代表:03-3502-8111(内線5661)
ダイヤルイン:03-6744-2210
FAX:03-3592-1987

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