日本坂学会っ!?

2006年01月30日 公開

アートパフォーマ集団の名前のようだけれども、実際には愛知みずほ大学教授を理事長とする(2006.1現在)坂道研究集団なのです。「日本坂学会」という名前の問題点は、

  1. 冗談っぽい
  2. 「日本」の「坂」の学会のはずだが「日本坂」の学会のように見える
  3. 日本坂道学会と間違えやすく、違いがわかりづらい

などが思いつく。とにかく、冗談っぽいのは仕方がない。活動を通して実態を知って貰うしかない。たぶん何の権利の登録もしていないだろうから、若いパフォーマンス集団に名前を盗られても文句が言えないでしょう。

それから、「坂」学会という日本人的語彙よりも、「日本坂」の方が関東人的語彙として耳になじんでいる。日本坂といえば東名高速道路で最長の「日本坂トンネル」があり、現在では渋滞の起点、過去には150台以上の車両が炎上し7人が死亡したという大惨事の現場として関東東海人には有名です。漢字で「日本坂学会」と書いてあると、「日本坂トンネル事故を研究する集団」のような錯覚を覚えます。

また、「日本坂学会」は世間的にはまったくマイナーな存在で、会員数も現在のところ不明。対して「日本坂道学会」はわりと有名で、調べるといろいろ情報が出てきて、タモリが会員ということで有名(そして、その他の会員は会長しかいないらしい)。

日本坂道学会はいろいろ調べてもタモリ著の書籍の情報につながるものがほとんどですが、日本坂学会は、ウェブサイトがあることがわかりました。

http://www.sakagakkai.org

そのウェブサイトによると、会費が年間2000円!! びっくり。使い道や使途実績についてはとくに報告が無いようですが、会員(既納者)が知りたいときに知り得ればいいことなので、まぁいいです。でも、URLを間違えたり省略すると、また違う驚きがあります。

インターネットブラウジングに慣れてくると、ついうっかり「www」を省略してしまったりすることがあります。たいていの場合は目的のページに自動的に転送されて表示されるか、「そのページはありません」といった表示になりがっかりしたりすることになります。ところが、sakagakkai.orgは、坂学会www.sakagakkai.orgとは全然関係の無さそうなページが表示されるのです。

おかしいな? 二重に登録することはまず不可能なはずなのですけれども。うっかり同時に登録できちゃったとしても、DNSサーバーを割り当てるときにトラブルになるはずだけれども……と思い、「sakagakkai.org」の登録状況をちょっと拝見。

登録名義は The slope society of Japan の Mr. Takiyama Yukinobu。タキヤマユキノブ氏といえば、日本坂学会の副理事長として名前を連ねていた瀧山幸伸氏のことのようです。ということは、登録は坂学会自らの名義でなされているということですねぇ。それでは、http://sakagakkai.org/ は、何?

もっとよく見てみると、http://sakagakkai.org/ の方は瀧山幸伸氏が理事長をつとめるNPO法人か……。それって http://www.sapienza.jp/ でも同じページが表示されるのだから、それはそれで統一して、坂学会 http://www.sakagakkai.org/ とは明確に区別しておけばいいのになぁ。わかりづらい。

このようなちょっとした疑問が、NPO法人を疑いの目で見てしまいがちだ。余計な詮索をされないためには、つまらない流用をしないことだ。Sapienza(NPO)の活動が坂学会に影響を及ぼさないことを期待します。マジで。学会は独立した存在であるから価値があるのではないかと考えています。ついでに申すと、学会として何か発表なり見解なりが公になると、いいですね。本気度が伝わるし。

【関連リンク】

【追記】2006.11

まさか、ここでブチブチ言ったせいかどうかはわかりませんが、日本坂学会は「坂学会」に改称したそうです。また、sakagakkai.orgと、www.sakagakkai.orgの境界線が無くなったもようです。

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