特別急いで行く

2008年01月28日 公開

先日、たまたま特急が来たので乗車しました。鈍行のグリーン車に乗るのと同じ程度の追加料金で特急の普通車に乗れるんです。都内→高崎くらいなら。ちなみに、「特急」は「特別急行」の略だと認識しております。

とっきゅう とくきふ 0 【特急】
大辞林 第二版より

    (1)特に急ぐこと。大急ぎ。大至急。
    「洋服を―で仕立てさせる」「―便」

    (2)「特別急行」の略。
    「超―」「―券」
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急行に比べてどのくらいスペシャルなのか、高崎線を走る急行と特急を参考に考えてみました。

特急草津水上@赤羽駅

停車駅で考える

乗車した特急草津1号水上1号は、上野を起点とし、高崎線を走り、新前橋駅で前7両が吾妻線万座・鹿沢口行き、後7両が上越線水上行きに分割される。たまたま赤羽駅で高崎線が来るのを突っ立って待っていたら来たので乗車した。意外にたくさん停まるんだなーって思いました。

─赤羽─浦和─大宮─上尾─深谷─熊谷─本庄─新町─高崎─
(この日のこの列車の場合)

快速かっ!! ......とも思える停車駅数なんだけれども、このくらい停めてやらないと並行している新幹線との差別化とかも考えると価値が見出せないのかもしれない。20世紀は、赤羽も上尾も停まらなかったような気がしますけど......。

一方、高崎線を通る特別ではない(普通)急行能登はというと

上野─大宮─熊谷─高崎─直江津─

ε=(ノ_ _)ノ

スペシャルだなー。急行能登は1日1往復、夜行便のみ走っています。

ってことは、特急草津・特急水上や、特急赤城など、高崎線を走る特急たちは、JRが特急料金欲しさに「特急」と呼んでいるだけにすぎないのではない? 本来ならば、急行と称して、急行料金でいいんぢゃないの?

特別料金で考える

赤羽→高崎の特急料金(普通乗車券は含まない)は、900円でした。調べてみると同じ区間での急行料金は730円でした(高崎線を走る唯一の急行は赤羽には停まりませんが、比較のため)。たったの170円の差額ですが、何となく損をしたような気分になります。なぜなら、普通列車と快速列車と特急列車しか選択できないわけです。特別ではない急行列車が来ないから170円ケチれないんです。なんとなーく損した気分なんだけれども、都会などから水上温泉や草津温泉、万座温泉、鹿沢温泉に出かけるヒトたちにとっては「特急」っていう名前の方が旅情があっていいんですかねぇ?

バカな妄想を語っていいんでしたら、こんなのどうですか? 高崎線(や宇都宮線)を通り、貨物線を経由して東海道線・横須賀線方面に直通している「新宿湘南ライン」ってありますが、そこに特急踊り子とか、特急草津、特急日光なんかを混ぜて運行するのはどうでしょう。伊豆急下田発、横浜・渋谷・新宿経由、長野原草津口行きとか。スーパービュー踊り子の編成を使うとかさー。いやいや、ただの妄想です。

ニッポンはわりといろいろな面において成熟してしまっているので、橋や鉄道にかける微熱みたいなものはすっかり失われています。むしろ鉄道はどんどん廃止し、イマドキは高速道路や空港に対する無駄な投資を推進する傾向にあります。そういう意味では、鉄道経営もタイヘンなのかもしれません。でも、特別ではない急行の存在がほとんど無視されて、特別な急行にばかり注目するのもどうかと思います。競合する高速バス路線が、そのフレキシビリティを武器に力を伸ばしているように見えています。JRはここらでいっちょ、急行列車・特急列車を見直して地域を牽引してもらいたいモノです。

......無理とわかって語ってますけど。JR東日本高崎支社の社宅とか見れば、ねぇ。高級そうな自家用車がずらり。あんたたちからして鉄道を利用する気がなくなくない?

そういえば、高崎線内を運行する特急に、酒田・秋田などを経由して青森方面に行く特急あけぼのという寝台特急がありましたが、見かけないってコトは運休または廃止なんですかね? 知っているヒト教えてー!!

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