ちくわを手作りしてみる

2008年04月29日 公開

きっかけは、映画全然大丈夫の影響を否定できません。でもそれだけではありません。

テレビでもラヂオでも新聞でも、ネットまでもが「ギョーザ」熱に冒されていたとき、たしかテレビで「餃子なんて、買って来るの? 自分で作ればいいじゃん?」とか寝呆けたコトを黒鉄匕□氵か誰か、ニッポンをダメにした世代のボケ老人が言っていたらしいということを思い出したからです。その呆け老人は、自分で餃子を作っているのか? だったら焼売も春巻きも作ってるよな。チーズもバターも自分で作るし、ハムもベーコンも味噌も醤油も自分で作ってるよな。かまぼこだってちくわだって、自分で作ってますよねぇ?
(-.-#)

──って思ったんですョ。さも、餃子を買ってきたヤツが悪いんだ、餃子なんか自分で作れば事件は起きなかったんだ、なんていう言い方は、気に入らねぇ。

うちでは、餃子は作ります。でも、チーズも醤油もちくわも作ったことがありません。だったら、ちくわでも作ってみる? ……っていう軽い気持ちです。

作り方がわかりません!! いや、何となくは解ります。スケソウダラとか、タイとかトビウオとかアゴとか、気が向けばイワシとかアジとかエビとかをすり身にして、それを竹とか篠とかに巻き付けて焼くんだよな。

ネットで調べても、ちくわを材料とした料理の紹介は数あれど、ちくわの作り方なんてちくわ製造工場での体験レポートしか見つかりません。でもそれは、用意されたすりみを棒に巻く部分しか体験できません。

ぢゃ、テキトーにやってみますか。

材料を集めましょーっ

材料のあたりをつけます。

  • スケソウダラなどの白身の魚
  • 卵白
  • でんぷん

……まぁ、何とかなるでしょう。

 このうち、塩とでんぷんが必要だと教えてくれたのは蒲幸商店の売店のオジサン。

材料は、北海道産タラと愛媛産タイ

スケソウダラが見あたりませんでした。あちこち探したわけではないのですけれども、タラを見かけたのでいいことにします。他に、高級ちくわのパッケージやカルカンなどに「タイ入り」って、さも自慢気に書いてあることがあるのを思い出し、タイ。個人的好みでエビ。エビはさすがにインドネシア産。

材料

材料が揃ったら、作ります

まずは、魚の皮を剥ぎます。獣は皮を剥がされた状態で販売されていますが、魚は皮がついていることが多いですね。

これだけ入れる

材料全量は、練りやすくするために包丁で少し叩いておきました。それと、塩テキトー・片栗粉ティースプーン山盛り2杯・鶏卵MSサイズ1コ。

解ってますよ!! こーゆー時は卵白だけ入れるってのは。でも、残った卵黄はどのように処理したらいいの? 困るんです。卵黄だけとか卵白だけとか勝手に決めつけられるの。残った半身の身にもなってみてください。

練られた

練りました。でもざっくり。なんだかエビの歯ごたえとか残したくなったので。練り物に材料の歯ごたえが必要か? だったら練らなくてよくね? って思いましたけど。そこが失敗に結びついた気がします。

練られたら、棒に巻く

ちくわ作り体験やら、映画の作中では、材料を手に取って棒にぺとぺとくっつけているのですけれども、そんなんで上手にくっつくわけがないじゃん。

巻く

クッキングシートを拡げ、長方形に練り物を拡げます。これだけで「多すぎだろ!」と思った材料の半分使っちゃいました。 orz

そこに棒を乗せて、簀巻きするような感じでぐるりと巻き込みます。こうすればキレイに巻きやすいのですけれども、このクッキングシートは、これでゴミですか? ドイツ人は、これをどうやって再利用するのか?

あと残り半分は、笹かまぼこみたいなモノを目指し、掌サイズにしてみます。さらに、その半分は、細かく切った紫蘇大葉とか混ぜてみます。

掌サイズにもする

練り物の支度ができたら、焼く

ちくわは焼きます。本当は竹の棒に巻くんだろうなー。でも、いつでも都合よくうちに竹の棒なんて存在しません。掌サイズにしたやつは、どうしたらよいかわからずに取り敢えず蒸してみることにしました。

焼く

レンガなんかフツーの家庭に無いですけど、買ってきました。1コ70円くらい。弱火からとろ火でじっくり焼きます。

蒸し物、失敗か?

何となく水浸しになった感じになった蒸し物。せいろとか使わないとダメか? 何となくビタっとした感じになったので、炙ることにしました。

網で炙る

でも、網にくっつくので、結局フライパンを使って表面が乾く程度に炙ってみた。

いつのまにか、できた

意外と長いプロセスをかけて、ちくわをつくりました。

できた

焼き時間は、トータルで50分!! 焼きすぎだ。その間、プロパンガスが燃焼し続けたということで、つまりガスが激しく酸化していたということで、二酸化炭素とか出まくりなんですねー。こわいこわい。

ちなみに、向こうに見える白いちくわは、かまぼこを買ったことがある蒲幸商店のちくわ¥100。

比較してみる

比較すると、なめらかさが足りない。練り物は、もっと練らねばダメなんですね。あと、卵黄が入っているので、何となく黄色い。それと、塩の塩梅はどうか解りませんが、デンプンと卵白はもっといっぱい入れてもいいみたいです。

その上で、もっとよく練り、裏ごしとかするのかな。

マズいモノができたわけぢゃないけれども、これだけ作るのに材料¥1200。何か違う。連休に出かけるよりも安くあがってるけれど、それを差っ引いても、何か違う。

ちなみに、こんなにも多数のちくわに関する特許があるそうです。どんだけちくわが好きなんだ!! いや、好きなだけでは特許に至らぬ。ちくわって儲かるんだよ、きっと。

【参考】蒲幸商店のかまぼこ
【同志もいるようです】2008.11 みんな!この幸せな食生活を見てくれ!! by健吾 

.