オクラの花

2008年08月29日 公開

野菜の名前は、漢字で書いたりカタカナで書いたり、あるいは漢字だけど当て字だったり、その表記の自由度は他の何にも劣らない。日本古来の植物の野菜が少なく、たいていのものが外来植物だったりするわけで、現代のように情報が潤沢ではなかった頃、貿易商が言ったコトバが聞こえたように日本語を当てはめて書いたら、こうなっちゃったわけなのでしょう。

キャベツ、ジャガイモ、カボチャ……。せめて出所が中国や朝鮮ならば、漢字で書いたまま、ニッポンでどう読むかということだったのではと思うのです。人参とか。

さてオクラ。もう10年も前のことですがエジプトで仕事の合間に散歩していたら、スーパーマーケットのワゴンに、山盛りのオクラ!! 中東よりも向こう側では、野菜は山盛りで量り売りだったりしますので、個体が軽いオクラが山盛りだったことにはとくに驚きませんでした。でも、その表示。

なんと、OKRAでした(写真無いよ)。アラビア文字の方はさっぱり読めませんでしたけど。

おくら!! エジプトでもオクラはオクラって呼んでるのっ!! とかビックラこいたわけです。でも、その後よーく調べてみたら、オクラは北アフリカ原産の野菜ということを知り、ということはエジプト人はニッポンに来て「OKRAはニッポンでもオクラなのかー」って感心するかもしれません。逆にね。

オクラの花

花卉商品として洗練されていない芙蓉か葵、大目に見ればハイビスカスっぽいかも? っていう風情です。また、北アフリカの植物とということで寒さに弱く、群馬では夏の間しか見かけたことがないです。ニッポンではすっかり夏野菜として取り扱われていることも関係しているかもしれません。

【リンク】オクラの花アゲイン

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