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情報の信憑性が薄れる理由


あるテレビで「ネットの情報はガセだらけ」ということを表現したくて、ウソ記事だけ書いたブログをわざわざ起ち上げて紹介していたモンダイ。これって、テレビは「ネットよりもテレビの情報の方が正しいです」と言いたかったのだろう。でも、結局、テレビが一方的にウソついてただけという結末。なんというお粗末。

テレビ離れとか言っても、誰がそんなテレビ観たい?

ところで、ポータルサイトでこんな記事タイトルを見つけた。

200901160.gif

NYハドソン川に旅客機が墜落

こりゃタイヘン!! と煽られて記事を見てみたら、こんな。

200901161.gif

ハドソン川に旅客機不時着…邦人2人含む155人全員救出

【ニューヨーク=白川義和】15日午後3時30分(略)ごろ、(略)ニューヨークのラガーディア空港を離陸直後にエンジントラブルを起こし、マンハッタン西側のハドソン川に緊急着水した。

(以下略)
[2009年1月16日(金)8時4分配信 読売新聞]
※ポータルサイトのニュース記事は早く削除されることがあるので、同じ文章・同じ記事の元ネタへリンクしました

これ、墜落ではありませんね。見出しは不時着、本文は緊急着水。これは、わかりやすく言うと墜落なんでしょうか。こんなモノの言い方ばかりしているからニッポン人がますますバカになっちゃうとは、新聞社は考えないのでしょうねぇ。

クリックを釣るタイトルとしては上出来でした。でも、内容とタイトルが一致していないというのは、少なくとも広告ではあり得ません。広告でそれをやると、いろいろなところからケチつきますが、スルーされちゃうのは報道特異のものなのかもしれません。または、報道機関は同じ穴の貉だから何か間違いを指摘すると指摘返しされるから黙っているのかもしれません。残念です。


Posted in 難しい日本語
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