国際宇宙ステーションを見た

2009年01月20日 公開

見ましたよ。と言っても、宇宙に浮かんでいるわけなので近寄って見られるわけでもなく、頭上をすっ飛んで行きました。それにしても、ニュース映像しか思い浮かばない宇宙ステーションを肉眼で、しかもぼんやり口開けて眺められるものとは知りませんでした。

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昨日は、1月19日17時30分ころから西の空に見え始め、北の空へ消えていくという予報でした。高崎では、だいたいそんな感じに見えました。

本日1月20日は、17時58分ころから北西の低い空に見え始め、北の低い空へと消えていきそうです(関東地方の場合)。

──と、これではフォトピエールがわざわざお伝えする意味が無いですね。はいはい、写真ですね。

宇宙ステーション

1月19日17時29分25秒くらいから西の空、金星の近くに見え始めていましたが、どの角度で、どんなスピードで、どの方角へ飛んで行くのかシロウト判断ではよく解らず、しばらく「あわわわ」って眺めていました。目は空を向き、手はカメラと三脚のセットをあたふたとやっているうちに宇宙ステーションは頭上ほぼ90°(実際には77°)の高さを通り抜け、17時31分29秒頃からようやく撮影を開始することができました。

まさか、こんな頭上を通り抜けるなんて。ちょっと焦った……。

ISO400、F4-1/3、13秒露出(約2秒休止)というパターンを、17時33分45秒頃に北の空へ消えていくまで繰り返した画像を、後から合成して補正してあります。だいぶ減感しましたので、ISO400ならF8くらいでも写ったかもしれませんが、天候や仰角、観察地点や時刻などに左右されるので、一概にコレと正解は無いと思います。

こんな写真、初めて撮ってみましたが、それよりも実物を見た方が絶対に楽しい!! 肉眼で見たすばらしさを映像で伝えようと思っても、なかなか難しいです。ほぼ不可能です。とくに、そのスピード感。動画を撮ったとしてもなかなか伝わらないと思います。

軌跡の長さが13秒、空白の長さが約2秒です。静止画で見ても「へぇー」って感じですけれども、動く姿はすごく面白かった。印象的だった。

でもその感動を伝えられないもどかしさ。直木賞作家ならどう表現するのやら。

ISS観察に関する詳しい予報や位置情報などは、JAXAのウェブサイトから確認することができます。出現予報はもちろん、探し方や撮影のコツも紹介されているので、予習をしてから見てみてください。

【リンク】

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