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怪奇な写真が撮れるローリングシャッター現象


カメラ的には高性能……って思って購入してみたSO902シリーズですが、結局はケータイ。ケータイのカメラ機能なんてホンのオマケ機能であることには変わりなく、その画質にガッカリしたのでコンパクトデジ亀を購入してみたり、まったくデジタルなガジェットには翻弄され気味です。

さて、そんな低性能オマケ機能的ケータイデジ亀で撮影した写真に、こんな写真が混ざってます。

高速道路

高速道路で大雨が降ってきたので、しなるほど高速でワイパーを動かしました。──というわけではなく、大雨な様子を撮ったらこうなっちゃったんです。ワイパー。この謎について、もっとヘンテコリンな例示のうえ、説明しているページがありましたので紹介します。

まぁ、結局は機械的シャッターを組み込む隙間が無いサイズ・形状なので、レリーズの瞬間だけ露光するというのではなく、レリーズの瞬間から画像の走査が始まる、という仕組みな訳です。

【リンク】iPhoneでプロペラの回転を撮影したらとんでもないことになってた(らばQ)

リンク先にもようつべ動画が貼り付けられていますが、図解するとわかりやすいですね。

ただし、自動車のワイパーは飛行機のプロペラほど高速では動いていないので、こうなるわけです。ローリングシャッター効果と言うそうです。

だから、ワイパー!

こんなにしなるワイパーが付いていたら厭です。

写真 ≠ 写実

以前から申しあげているように、写真とは写実ではないのです。不思議な画像も、写真の原理や、撮影機材の構造やしくみ、ライティングの知識などがあると、実際にはそれほど不思議でもなかったりするのです。この仕組みなどをうまく利用して、おもしろい画像が作れると、写真の幅が広がりそうです。ただ、広がったところでどう利用するかは作り手の想像力も必要ですけど。(^o^)

もし、不思議な写真を撮れるのでしたら、ポラロイドではなくてデジカメで念写して世の中に発表してみてください。


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