平成の世に住専の怨念

2009年12月21日 公開

バブルを語るときに象徴的な述語「住専」。景気が過熱気味で地価がどんどん上昇し、未来に無駄に明るい展望を持った上でその将来の自分に投資するという意味でどんどん住宅が買われた。とはいえ、実際には個人にそれだけの資金力はなく、結局どこからか借りることになる。

当時の銀行は個人向け融資に対して消極的だったので、金融機関は個人住宅向け貸し出しをする金融機関を設立し、天下り役人たちが甘い汁を啜った。それが住専、即ち住宅金融専門会社だった。

これがバブル崩壊後に、どんどん破綻して、親会社である銀行などが大きく傾くことを防ぐために税金が注入され、それ以降、銀行はつぶれそうになると税金で守ってもらえるものだという利権が発生した。

そんな住専の呪いを発見。これだ!

住専

どう見ても、何かの勘違いではない。「住専」って書いてある。しかも、20年も30年もそこに表示してあったという感じではなく、ここ何年かのうちに描かれたように見える。

……って、わざとらしく語ってみたものの、これは葬儀場の駐車場。ということは、わかりますね。住専=住職専用。神父や牧師もここに駐車できません。住職だけです。クリスマスでにぎわうニッポンですが、葬式するとなると縁もゆかりもないような坊さんを呼んででも仏教式にやるのがジャポネズム。

ちなみに、これは独立系と思われる葬儀場ですが、農協系の葬儀場では書けないかもね。

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