アイコンがアイコンであり続けられるか

2010年02月08日 公開

アイコンは、言葉で説明するよりも直感的にわかるようにしてある記号だ。その印が付いているだけで意味が何となく理解できたりするので、交通標示によく用いられ、言葉が不自由な外国人でも、だいたい理解できるので移動の妨げが少なくなる。

同様に、ウェブサイトなんかでも、素早くどんどんクリックしてもらうために、説明文の他にアイコンを用いてクリックを促したりすることがよくある。例えば、ボタンの形状になっていたり。数字の羅列の近くに付けることで電話番号であることを主張したり。

ところで、Eye-Fiを使っていて何気なく利用していたけれども、こんな表示。

写真の設定画面

Eye-Fiといえば、デジタルカメラにセットして、撮影画像をパソコンなどに無線LANを用いてケーブルレスに転送する、めちゃくちゃデジタルなガジェットのひとつだ。なのに、設定画面のアイコンに、パトローネ!

使うヒトも、作るヒトも、まだまだ昭和の人たちなのでこんな具合ですけれども、このアイコンはあと何年くらい理解されるのでしょう? だからといって、メモリーカードを模ったアイコンでは、何のコトやら解りづらく、映像なのか音楽なのか書類なのか、さっぱり区別がつきません。

でも、パトローネはもうおしまいじゃね?

冷静に考えれば、冒頭に紹介した「電話番号であることを示す、アイコン」。うちでは、こんなのもまだ使うことがある。

電話番号アイコン

おいおい!……とつっこまれても、言い訳が難しいぜ。このアイコンはたぶんアイコンフォントwingdings2だったと思います。かろうじて、プッシュ式になっているものの、よそんちでは未だにダイヤル式のアイコンを使ってるヒトだって、いなくない。

うちでは、すでにこれをこのまま用いることは少なく、受話器部分だけだったりすることが多い。それにしても、アイコンのデザインとしては、プンプンの昭和臭だ。磯野家の電話がいつまであんななんだろう? というのに似ている。

ダイヤル式の電話を小学生に見せても、使い方がわからないという話も聞きかじる。まして、パトローネに入った135フィルムを見せたら「なんですか、これ?」だよな。

技術革新は、アイコンデザインの改革でもあるのかもしれない。あー、新幹線のアイコンとかね!

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