アンチ「食べログ」を応援したいスクリプト

2010年10月07日 公開

約1ヵ月くらい前に、「情報が更新されず、現状とは違う内容が無断掲載され、営業妨害になっている」として、飲食店から食べログが提訴された。

うちの店載せないで 佐賀市の飲食店「食べログ」提訴

佐賀市内の飲食店が、利用客の投稿でつくるインターネットのグルメサイト「食べログ」に掲載されている店の情報を削除するよう求める訴訟を佐賀地裁に起こした。飲食店側は「情報が更新されず、現状とは違う内容が無断掲載され、営業妨害になっている」などと主張。食べログを運営するカカクコム(東京)は「投稿者の感想を載せる場を提供しているだけで、内容にも違法性はない」として削除には応じない構えだ。

(略)

経営者は、店のホームページを開設し、情報を発信しているが、同店をネットで検索すると、食べログの方が上位に表示され、「正しい情報が伝わりにくく、客も従業員も戸惑う。実情と違う内容がそのまま残される。個人のブログならまだしも、食べログはビジネスでやっているだけに影響がある」と話した。

これに対しカカクコムは答弁書で、掲載内容は投稿時の客観的事実と合致し、最新の情報と異なる可能性があるので確認するよう注意書きも明記していると反論。「利用者は最新の情報ではないことを理解しており、内容も違法性はない」として削除に応じる必要はないとしている。

(略)

インターネット問題に詳しい森井昌克神戸大大学院教授(情報通信工学)の話 食べログへのクレームは増えているが、訴訟になったケースは珍しい。膨大な投稿に対応するのは大変だが、あまりにも古くなった情報は営業に差し障る。削除などの対策を考えるべきだろう。

[佐賀新聞 2010年09月09日]

食べログ側は、違法性が無いからいいのだと強気の姿勢だけれども、違法じゃないなら何でもいいっていうのは違うんじゃないか。そうやって規制社会を作り出すこともないんじゃないか。

また、以前から検索で上位に表示されちゃうので取り敢えず食べログも見ることは見ていたが、あまりにもネガティブな情報が多いので辟易していました。

都会の店舗なら話は別と思いますが──地方都市となると、インターネットで自主的に意見や情報を発信しようというヒトの人数がそれほど無いようで、食べログに掲載されている店舗の口コミを書いているのが1人とか2人とか、ざらだ。そんな状況で、いきなりネガティブな情報を書かれちゃうのだ。そして、それがそのまま放置されちゃうのだ。

まぁ、本当によろしくないお店なのかもしれないしそれはよくわかりませんが、せめて【口コミ情報は何件以上集まって初めて掲載】とかそうしないと、「一部の食べロガーの意見がそのまま民意」みたいになっちゃってる。

食べロガーたちは、自分が感じたことを自分の正義で書くわけだからとくに責任も無いとは思う。でも、食べログ側は「情報が古かったり違ってたりするかもねww」って小さく表示するだけで、内容の真偽も何もが放置だ。個々の商品のレビューじゃないんだし、いかんよ。法的に問題無くても、そいつは、歓迎できない。

それでも、食べログ事務局から食べロガー宛に「レビューを修正せよ」という指令は出してるみたいですけどね。

食べログがフォトピエールに何か言われる法的理由も筋合いも何も無い訳なので、せめてもの方策としてアンチ食べログスクリプトを考えてみた。とても簡素なものです。リファラを見て、食べログ(r.tabelog.com)からのリンクだった場合にメッセージを表示するだけです。

<script type="text/javascript">
if (document.referrer.indexOf("tabelog.com")!=-1) {document.write ("<div class='warning'><ul><li>当サイトは食べログとは一切関係ありません</li><li>当ページの情報が食べログの情報と違っていても、食べログは「店舗情報の正確性は保証されません」と宣言しています</li></ul></div>");};
</script>

リファラは簡単に偽装できるし、隠すことも可能です。でも、それは情報を見るヒトの自由だからいいですが、ごく一般的な利用者に向けてメッセージを発することは可能でしょう。

ちなみに、ネット上では

「その店主が食べログ登録して、自分で書けばいいんじゃないか?」

という意見を語るヒトが複数おられるようですが、それじゃ食べログの思うつぼだ。何故、そんな後ろ向きな理由で、食べログに加担してやらにゃならんのだ。今でも組織的な口コミで評価が上がったり下がったりしていることが問題だなーと思っていますが、食べログの情報を最新に保つために、飲食店が悉く会員登録するなんて、駄目だ。

類似サービスができたら、またそっちもやらなきゃならなくなるし。

まぁ、情報を鵜呑みにする市民の情報取扱レベルの低さが、一番やっかいな問題だとは思う。声高に宣言されている情報が正しいのだと感じてしまうヒトが多すぎるわけだけれども、本当に大切なことは、実際には小さな声で語られていることが多いということを念頭に、情報を収集してみるようにするのがよいのではないかと思います。

情報発信者として。

あと、オフィシャルサイトよりも食べログが、検索で上位になっちゃうというのは、オフィシャルサイトの構造に問題があるのかもしれません。他にも、組織の本体よりも支部が上位に表示されたりすることもあります。その辺は、公式サイトをよく見直す必要があるでしょう。SEO屋にカネ払え、っていうわけではないです。検索されにくい構造って、あるんです。

【関連リンク】某瓦斯ニュース:「店の存続に関わる」食べログ提訴の飲食店経営魔女語る

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