緊急時以外はヘリにやたらと手を振ってはいけない

2012年05月18日 公開

先頃、ちょっと気になるページを紹介してもらい、感動した。

捜索中のヘリに向かって手を振らないでください。

遭難者以外の登山者の皆さんへ(お願い)

○ 捜索中のヘリに向かって手を振らないで下さい。

登山中に警察ヘリや防災ヘリを見かけたとき、手を振って挨拶して下さる方がいますが、遭難者を捜索中の場合、遭難者との区別が付きません。

※ 山でヘリを見かけたときは、手を振っての挨拶はご遠慮願います。

登山家は「そんなの常識だろ」と思い、登山なんかしないヒトからは「そんなの捜索中か遊覧中かわからねーぜ」としれっと言われちゃうかもしれませんが、警察航空隊の機体の塗装はだいたい同じで、明るいブルーの機体に蛍光オレンジのラインです。

パトカーと同じデザインにするとか、もっと積極的に周知するとかしなければ、なかなか知らない情報ですよね。パンダ塗装に赤灯でも点いてればわかりやすいのですが、法規上無理なのでしょう。ヘリポートに行ったことがあるので警察ヘリのデザインをたまたま知ってましたが、実際に見るまでは、やはり知りませんでしたよ。

防災ヘリは、白い機体に、尾翼まで伸びるグリーンのラインとオレンジのラインです。

群馬県防災ヘリはるな

【リンク】群馬県防災ヘリ

ドクターヘリは、機体に「Doctor-Heli」と書いてあり白い機体に赤いラインです。

ドクターヘリ「ドヘリ」になってますが、これはハッチが開いている状態。ハッチを開けたまま飛んでくることはまずあり得ないと思います。

ゆうまちゃんやドラえもんがいるかどうかということは、ドクターヘリであるか否かということに関係ありません。

要救援の場合はバンザイして「Y」の形に

山歩きする方から、正しい情報をいただきました。

要救援のときは両手をバンザイして「Y」の形に
救援不要のときは左手を斜めに下げ、右手を斜め上に上げて「N」の形にします。

「N」はともかく、大きく手を振って挨拶する行為が、この「要救援」の「Y」サインとほぼ同じなのですね。教えてくださった方は「ヘリに手を振る奴なんか見たこたねぇ」という温度で語っておられましたが、冒頭で紹介した栃木県警航空隊の場合は2度続けて見間違えた! とかそういうことなんじゃないかと思います。

とにかく、ヘリが来たからといって無邪気に手を振って愛想を撒き散らかすことは捜索の妨げとなりがちなのでやめましょう。とくに紹介した3つのデザインのヘリはそのような地上の動きに目を配って飛行していることが多いと思われますので要注意です。

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