味のしない野菜は市場に好まれる

2012年12月16日 公開

スーパー等で手軽にいつでも、季節すら問わず豊富に手に入る野菜。ニッポンっていい国だなー♪

でも、生産者から直接仕入れたりするこだわりのレストランにいくと、サラダがサラダ味だったり、野菜が野菜味だったりしてハッとすることがある。近所のオジサンが出荷するでもなく自家消費と子供に送るためだけに作られた野菜をおすそわけしていただくと、キュウリはキュウリ味だったりして、感動する。

野菜が野菜の味するのは当然のコトかとおもったら、実際にはスペシャルなこととなったニッポン。

種パッケージ

農事組合がうちにまで種の注文を回ってくれるのでたいへん助かりますが、オススメ欄を見て、驚き、落胆した。

なぜなら、売り文句がこんなだったからだ

ニンジン臭が少ない高品質

芯まで紅色で、ニンジン臭が少ない高品質ニンジン

ε=(ノ_ _)ノ

 ε=(ノ_ _)ノ

  ε=(ノ_ _)ノ

生産者団体を名乗る組合にほどよく調教されたニッポンの消費者は、ニンジン臭が少ないニンジンを高品質と呼ぶのだ。味がしない作物を作る努力をしていたのだ。知らなかった。「ニンジン嫌いなコドモも、これならオッケー♡」とかいう消費者の談話が大手メディアで取り上げられたかのような記載とかもあったことだろう。

味がしない農産品を食べて味しないのは当然のコトであり、いちいち「味しない」とケチつけるのは、間違いでした。今後は改めます。

ニッポンの農産品の世界的な競争力は皆無とかいう学者様がいるようですが、世界中探してもニンジン臭を減らす努力をしているニンジンを生産している国は無いんじゃないかと思います。こういうものこそ、もっと世界にアピールして、付加価値の高いニッポンの農産品を消費して貰うとニッポンの農業のためにも良いのではないでしょうか。生産者団体を名乗る組合のためにはならないかもしれませんが。

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