南牧村 冬のイモリの滝・名も無い滝

2013年02月09日 公開

威怒牟畿いぬむぎ不動のあとに、イモリの滝へ。

イモリの滝(氷壁比較)

1月に初詣したときにはびっしりと氷壁ができていたのに、2月になっただけでこの有様。もちろん、日によっていろいろな姿を見せるのだろうけど、上半分が無くなっちゃうとは、仕事が早い! 

というわけで、1月の氷瀑……というか氷壁具合をご堪能ください。

杭に書かれた標語に和む

イモリは早々に退散、荒船登山道方向から線ヶ滝に戻る。

荒船登山道の線ヶ滝(イモリの滝)分岐の崩壊したベンチの近くに、崩壊した標語杭がある。こういう杭には「植物を持ち帰るのは泥棒です」とか書かれがちだが、まじまじと見てみると、素敵なフレーズが書かれていた。

標語杭(荒船登山道)

  • 「広げよう友達の輪」
  • 「登ってもいいかな」

タモリ様がまだグロかった頃に立てられた杭だとすると、だいぶ年代物だということになる。カッコイイ琺瑯看板も残ってるし、荒船登山道すごい。

セリフ的にちょっと物足りないのは、上部がすでに崩落してしまったからでしょうか。もしかすると

  • 「世界に広げよう友達の輪」
  • 「荒船に登ってもいいかな」

だったんじゃなかろうか、と想像するとあんなものとかこんなものとかが膨らみます。

名も無き滝

杉林の中をゆく、これといって見所がないルートなのだが、冬になるとあちこち凍る南牧の登山道。滝は悉く凍ると言って言いすぎていることはないでしょう。

歩道が沢を渡るためにぐるりと沢の近くへ迂回する途中に、10mばかり下に見える小さい滝。ほかと比べて水量がそこそこあるらしく、まるでおまるかU字便座のように凍っている(2013年1月)ので、勝手に「おまるの滝」「便座滝」と呼んでいたのだが、必ずしもそのような形の氷瀑ぶりを保っているわけでもないようです。成長した名も無き滝は、こんなだった!

名も無き滝

全然スケール感が伝わらないけど、落差10mくらいだと思います。横にたばこでも置けばいいんですよね(うそ)。

右側のつららの太さは一握りを軽く超える太さ!

にぎりきれない太い氷柱

なんもく村は雪が降る地域ではないけれども気温が下がるので、氷瀑見物に向いている地域だと思います。ただ、滝がこれだけ凍るので当然、歩道も凍りますから、チェーンスパイク等のそれなりの装備が必要です。

なんもく村の冬山ではあまり大きな遭難事故等は起こらないのですが、ついうっかり凍った部分を踏んで滑落、という事故は結構あると聞きます。

崩壊した橋、渡るべからず

以前に来たときにも思ったのだが、ルート途中に崩壊した木道があります。崖が崩壊した場所に掛けられた木道に杉がアタックして、木道まで崩壊しています。

ここへ、さらにロープが渡されているのだけれどもなんとも言えないたるみ具合。たるみすぎだろ! と思いましたが、このロープは橋を渡るためのロープではないようです。

橋をくぐるためのロープのようです

崩壊した崖に掛けられた、崩壊した木道

渡って渡れないことがない木道のようですが、現場の状況等に応じて、現場で適切に判断して通りましょう。

掲載の情報・写真は、特別に注釈が無いものは2013年2月8日のものです。

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