jQuery2.0リリースとなった今後

2013年04月19日 公開

ワガママ仕様のIE8以下のレガシーなウェブブラウザたちに無理くり言いつけを守らせるためにも用いられてきたJavascriptの超便利ライブラリjQueryですが、ついに、jQueryにも面倒くさい時代が到来したようです。

jQuery2.0 released

冒頭から「このバージョンは古いIE 6、7、8を放置(this version leaves behind the older Internet Explorer 6, 7, and 8 browsers)」ときたもんだ。文末でごにょごにょやるニッポン人のやり方とは対照的だ。

さて、喜ばしい新バージョンのリリースと共に、ウェブ制作に於いては、ただでさえいろいろとややこしいIE問題が、さらに増えちゃったかも?と考えるべきでしょうか。

予算が無いならIE8なんて置いてけぼりで仕方ないでしょ

と言い切れる種族の皆様にはただの新技術の到来だが、そうでもない半端層ではここをどう丁寧に扱うか、またはどう上手に斬り捨てるかが問われることになるでしょう。

ウェブサイトに予算を割く決断をしない経営者たちは、XPユーザー、即ちIE8ユーザーだったりすることが少なくないからです。つい最近まではIE6だったけど何か? とかいう層の経営者を、あるヒトは「放っとけ」と言うし、違うヒトは「教育して理解させ納得してもらえ」と言うし、どっちにしても言い方がキビシーっ!

放っときつつじんわり教育して理解させるには、身を以て体験してもらうのが早道だ。そのためには、制作側としてはモダンブラウザを対象にしつつもレガシーブラウザを視野に入れて作るというやり方をしてきた。そういう役割をjQueryライブラリを頼りにしてきたし、それはそれで面倒ながらもそれほど悪くない感じだったのだ。

その頼みのjQueryの最新版がレガシーブラウザで動かなくなるとなると、1コンテンツ1ソースでやるにはこんな冗長コードになるんかな。

<head>
 ……
<script src="http://code.jquery.com/jquery-2.0.0.js"> </script>
  ……
<!--[if lt IE 9]>
<script type="text/javascript" src="//ajax.googleapis.com/ajax/libs/jquery/1.9.1/jquery.min.js"></script>
 ……
<![endif]-->
</head>

なんだかんだ、1.9.1だとコンフリクトするプラグインがあったりなかったりで、1.7.xからバージョンアップできないヘタレですが、ホントにこんな面倒なことでいろいろ解決できるのかなぁ。しばらくは様子を窺いながら、レガシーなブラウザが駆逐されるのを待ちたい気分。それにしてもよくぞ「<!--[if IE]>…<![endif]-->」なんて用意したもんだよな。

【リンク】jQuery http://blog.jquery.com/2013/04/18/jquery-2-0-released/

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