今だから言えること

2013年06月23日 公開

ツイッターで「ブラック企業勤務がつらいなら辞めればいい」と有名実業家がさらりと言うもんだから、リア充どもがそれに追従していてつらい。さらに「辞めるの難しくても会社に行かなきゃいいじゃん」みたいにほざくリア充どもが世の中の上澄みだけで生きてるんじゃないかと思うと憎い。

起業する能力もなくブラック企業でもしがみついてなきゃ生きて行かれないのだ、という弱者を代表するような意見を表明できるのは、ブラック企業で死にかけている本人ではない。弱者を庇護している気分になっているバーチャルタニマチ気取りな、ただのリア充だ。

http://www.ikedahayato.com/index.php/archives/24969

ブラック企業をとっとと辞められないのは、もう精神病の域だ。誘拐されて逃げるチャンスがあったのに逃げられないのと似てる。

友人が社宅へ土足で踏み込んできて「おいお前いますぐ会社やめろ」って救い出してくれた。意味不明でおかしな電話を連夜かけていたので心配になって様子を見に来てくれたという話。週120時間程度の労働でもおかしくなる。

20代くらいまででは社会経験が不足しているので、今置かれている状況がどう間違っていて、だからどこの誰に相談したらいいのかとかそういうことがまるで解らない。辞めるにしても、辞めた後どうしたらいいかわからないから辞められない。退職宣言をしただけでもっと酷い立場になるんじゃないかと思うと現状維持でもいいんじゃないかという選択肢くらいしか思いつかない。

「就職して給料もらう」ことばかりに重点を置きすぎの社会は、徴税が楽だから強く推奨されていることを若いうちに知っておいた方がいいのかも。就職活動学生がやりたいことは「就職」であって、その職業としてはなんでもいいなんておかしすぎる。だから、ブラック企業でも何でもいいから「就職」さえできればいいと考えるのだろう。それは、額面と手取りの金額が違うコトが気になるモノの、さらっと納税していることには気づかない。年末調整で1万円くらい戻ってきて「ラッキー」くらいにしか感じられない。

それにしても、後になって考えてみると、マジで土足で踏み込んでくるなんて、刑事ドラマだけじゃないんだなあとか感心したりした。本当に外の世界が見えていなかったから、感心するところが間違っていた。

その友人達とは今でも仲良しです。

ブラック企業に囚われてわけわかんなくなってる友人がいたら、押しかけて行って話を聞いてみよう。そこ重要な気がする。

ちなみに、その職場での後任者はその社宅で自殺。その会社ももう無い。

年のせいなのかこの話を時々思い出すので、ちょっと書いておくことにした。あとで思い出して掘り返すことがないかもだけど。

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