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2014年は午年だから、ぐんまちゃんの年賀状


2014年は午年なので、ゆうまちゃん(ぐんまちゃん)の年賀状データは使い甲斐がありそうな期がします。

ゆうまちゃん年賀状

言葉遣いにはご用心

年賀状は、年始の挨拶にわざわざ出向かない代わりの挨拶状です。つまり挨拶に行くことを省略した失礼を穴埋めする役割もありますので、その言葉遣いには注意した方が感じがいいです。

  • あけましておめでとうございます
  • 謹賀新年
  • 賀正

こんな文言を書くと思いますが、「賀正」「迎春」で目上のヒトに差し出すのはたいへん失礼ですからやめましょう。これは「お正月をお祝いします」等の短縮形ですから「あけおめ!」をただ漢字で書いてるだけにすぎません。

この頃は受け取る方もわかっていないようなので大問題にはならないかと思いますが、愛国心とか言うのでしたらこういうニッポン語の美しい使い方についても少しは考えてみるとよいでしょう。

昔は手書きだったわけなので、親しいヒトには文字数少なく……などの考えもあったことと思います。でも、30億枚の年賀状のうち、いったい何枚が手書きされていることやら。

年賀状は35億枚以上が印刷されるようですが、そのうちの大部分は配達員や局員や幹部が自爆営業して金券ショップに流れています。郵便局なんか使わずに金券ショップを利用すると少し安く手に入りますから便利です。

富岡製糸場跡の図柄で、世界遺産登録アピール

世界遺産登録して観光地化したい富岡製糸の図柄なんかもありますね。ゆうまちゃん(ぐんまちゃん)は性別がないので、工女コスプレとかしたりします。

ちなみに、富岡製糸で働く工女のみなさんはわりと裕福なお家のヒトが揃っていたので、すんごくたいへんな思いをしたりそういうことが無かったそうです。……と説明することが取り決められているらしく、みんなが必ずそう言うようだけれども、そんなことは無かったはずです。そんなお嬢たちがちゃらんぽらんにやってたら官営工場とはいえ成立しないはずなんだけどなー。

和田英さんの日記か何かが証拠として示されていますが、それ以後の、ろくに学もなさそうな貧乏娘が優雅に日記なんかつけますかね。あったとしても恨み辛みを書いて持ってますかね。無いんですよ。初期の工女は地元に戻って指導者になるような立場のヒトでしたが、その後はフツーの労働者だったわけです。8時間労働だって幻と消えていったんじゃないかと思うのです。

官営から三井に払い下げられ、原、片倉工業と譲られていく間に、メキメキ儲かっていたんですかね。疑問だなー。

【リンク】今井幹夫 富岡製糸場の歴史と文化 (PDF)

世界遺産を目指す富岡製糸工場跡において女工哀史が無かったことにしたいのは、外国から見た時にニッポンは女性を差別している国だという印象を与えたくないからと考えられる今日この頃なのです。先進的な労働条件だったと部分だけに注目させるために「官営富岡製糸場」と呼び、その後の過酷な労働条件等は「官営とはカンケーないよ、民間でしょそれ」としたのでしょう。

昭和の終わりに操業をやめた片倉工業が破壊せずに残しておいてくれたことだけを取り上げ、どんだけたいへんだったかなんてことは黙して語らずに済ませようとするのは歴史歪曲とは言わないのでしょうね。黙っているだけで嘘ついてませんから。労働条件等の話題では民間の話は無視して、官営だった時のことだけしか説明しませんから。

【リンク】群馬県 – ぐんまちゃんの年賀状


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