QRコードは反転できない

2014年08月27日 公開

デザイン上、白抜きで文字をレイアウトしたいことがよくあります。背景が濃色の時は白枠をつけない限りそのようなデザインにします。ただし、バーコード類は、濃色と淡色を逆転することはできないのです。

QRコード付きカード

いただいたおみやげ品の開封の儀の途中、カードが出てきてQRコードが入っているなということはすぐに見えましたが、赤いカードに白抜きでコードが印刷されいるのです。直感的に読めないだろうと思いましたので早速試してみました。

反転バーコードの商品

まあ、読めなくても不思議は無いのですが、誰も試さなかったのでしょうか。それとも、担当者の端末ではたまたま読めちゃったのかな(そうは思えない)。ちなみに、デジタル的に反転して表示させたものは読めました。ちゃんとしたコードでよかったですが、もし誰もチェックしないままスルーして世に放たれてしまったものとすると、悪意を持ったとんでもないコードであっても、誰かが被害に遭うまで気づかないってことですよね。

やばすぎ。

濃色背景へのコード表示は白背景を付ける

今ではQRコードは JIS なり ISO なり規格化されていますので、必要な方は個別に入手してください(有料)。というわけで規格を見たことがないので経験だけで申しあげますが、正しくコードを読み取らせるためには白背景にスミ100%で表示しておくことが望ましいようです。

反転QRコード

いくら再現性の高いQRコードとはいえ、例示の左側のように、コードを反転してもまず読み取れませんので、右側のように白背景をつけるのが正しい表示方法です。これは2次元コードに限らず、1次元のバーコード等でも同じです。

バーコード例

たまたま手近にあった品物についていたコードはやはり白枠がついています。

1色刷りの場合は、できるだけコントラストを付けなければ読み取られない覚悟も必要です。そんな覚悟をするくらいなら、手近な端末を使ってテストしてみて、ダメなら諦めたり他の方法を考えたりするのが建設的と思います。

簡単に済むチェックを怠りませぬよう

先に述べたように、ちょっと手持ちの端末で確かめてみれば、読める読めないの判断はできるものと思います。せっかく配置したコードが使われない無意味なものになっては、ただの模様になっちゃいますからね!

ただ模様になってるだけならまだしも、悪意のある何者かによってとんでもないコードを埋め込まれたりしたらそのダメージは小さくないかもしれません。

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